ドラゴンクエスト〜勇者アベル伝説〜アニメレビュー


ドラゴンクエスト〜勇者アベル伝説〜DVD-BOX
出演:古谷徹 /勝生真沙子 /三田ゆう子 /桜井敏治 /キートン山田
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『よおし、ドラクエするぜ!』

アニメ大全集レビュー86

『ドラゴンクエスト〜勇者アベル伝説〜』は、コンピュータゲームのドラゴンクエストシリーズを元にしたオリジナルストーリーのアニメ作品です。
アニメは、1989年から全43話放送されました。
『ドラゴンクエスト〜勇者アベル伝説〜』は全43話から構成されていますが、途中で一旦放送が打ち切られており、打ち切りより前の32話が『第一部』、放送再開後の11話が『第二部』と呼ばれています。

また、この作品の後にアニメ化された『DRAGON QUEST −ダイの大冒険−』と区別するため、DVDのタイトルには『勇者アベル伝説』とテレビ放映時に付いてなかった副題がつけられています。


●ドラゴンクエスト〜勇者アベル伝説〜ストーリー

アリアハンの村に住む少年アベルと少女ティアラは同時に15歳の誕生日を迎えた。
2人はひょんなことから、アリアハンの近くにある『竜神湖』の湖底で竜伝説にまつわる石版を発見する。
ところがその直後、永遠の命を得ようと企む大魔王バラモスにより、ティアラがさらわれた。

アリアハンのパブロ神父によってティアラと自分の秘密を知らされたアベルは、仲間のモコモコと共にティアラを助けるために旅立つ。


 『ドラゴンクエスト〜勇者アベル伝説〜』は、当時、『ドラゴンクエストIV』の発売をひかえており、そのプロモーション企画として生まれた作品です。
この時はまだ、アニメがテレビゲーム化されることは多かったですが、逆にテレビゲームがアニメ化されるのは稀で、珍しいケースのアニメ作品といえます。

内容の方も、ドラゴンクエストシリーズの世界観が再現されており、テレビゲーム版ドラゴンクエストの第1作目から第4作目までに登場したモンスターやアイテム、呪文などが『ドラゴンクエスト〜勇者アベル伝説〜』には登場しました。
話数を『LEVEL(レベル)』で表したり、テレビゲーム版の『つよさ』ウィンドウのようなキャラクターのステータス画面が一話終了時に表示されるなど、テレビゲーム版のドラゴンクエストを意識した演出が取り入れられていました。
また、エスターク、アリアハンなどといった、ゲームに登場した地名やキャラクター名がこのアニメ作品で地名として登場したり、人物名として登場したこともありました(バハラタなど)。
BGMもゲームのものがアレンジの上一部使用されています。

ファンサービス的なエピソードとしては、放送当時に発売された『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』に登場する人物と同じ姿と名前を持つキャラクター『ミネア』『マーニャ』がアニメに登場したり、他にも『アリーナ』『クリフト』『トルネコ』などのキャラクターもチラリと登場しています。
ゲーム版ドラゴンクエストで、戦闘後にゴールド(貨幣)を手に入れることができる点を説明するために、アニメではモンスターは宝石をもとに生み出されるという設定になっていました。


『ドラゴンクエスト〜勇者アベル伝説〜』は、ゲームのドラゴンクエストをそのままアニメにした世界観、ロールプレイングゲームの冒険要素、ワクワク感をうまく表現しており、ファミコン時代のドラクエのプレイ感が味わっているようなアニメ作品です。

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