冒険王ビィトアニメレビュー


冒険王ビィト DVD
出演:木内レイコ /前田愛 /久川綾 /三浦祥朗 /宍戸留美 /玉木有紀子 /緑川光

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『人間んんっなめんなああぁっ』

アニメ大全集レビュー88

『冒険王ビィト』は、『月刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された三条陸(原作)と稲田浩司(デザイン協力: 中鶴勝祥)による漫画作品、またそれを原作としたテレビアニメ作品です。
アニメは、2004年に『冒険王ビィト』が全52話
2005年に『冒険王ビィト エクセリオン』が全25話放送されました。

原作の漫画は2006年9月号以降、稲田の病気療養のため長期休載に入り、再開時期は未定とされました。
これに追い討ちをかけるように『月刊少年ジャンプ』が2007年7月号にて休刊となってしまい、ストーリーの切りの悪いところでの休載突入であったため、掲載誌も含めた今後の動向が注目されています。


●冒険王ビィトストーリー

舞台は『暗黒の世紀』と呼ばれる時代。
魔物(モンスター)を操る魔人(ヴァンデル)によって、人々は苦しい生活を強いられていた。
主人公であるビィトは、魔人を退治する職業『ヴァンデルバスター』になり世界最強との噂も高い『ゼノン戦士団』に入ることを夢見る少年だった。

しかしある日、ビィトはミスにより魔人ベルトーゼに殺されかけ、彼をかばったゼノン戦士団の5人も瀕死の状態になってしまう。
ビィトを助ける為、戦士団の5人は才牙(サイガ)に残りわずかの生命力を込めてビィトに託し、最後の力でベルトーゼに立ち向かい、そして散っていった。

それから数年後、たくましく成長したビィトの『暗黒の世紀』を終わらせる冒険が始まる。


 『冒険王ビィト』は、前作『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』と原作、画のコンビが同じであることから、ファンの間ではよく比較して語られる作品です。
『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』はゲームである『ドラゴンクエスト』を原作としていたのに対し、『冒険王ビィト』ではパーティが冒険をする、キャラがレベルアップする、モンスターが登場するなどドラゴンクエストと似た雰囲気を持っていますが、バスターや天撃(てんげき)、才牙(サイガ)といった独自の設定など、世界観やストーリーは完全オリジナルであり、ドラゴンクエストシリーズとは全く関係がない作品です。
また、『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』は原作であるゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズが存在していることもあり、ゲームなどメディアミックス展開はほぼなかったのに対し、こちらはアニメ化を機に積極的に展開している点も前作とは異なります。

上記でも記したとおり、『冒険王ビィト』には独自の設定がありますが、これが冒険・レベルアップ・モンスターなどのRPG要素をうまくマッチしていてとても楽しめる作品です。

●バスター
正式名称はヴァンデルバスター。
各地の鑑定小屋で契約の烙印(ブランディング)を胸に刻むことによって正式なバスターとなる。
魔人や魔物を倒すことを生業としている者の総称。
必ずしも自分の正義を貫くためにやっているとは限らず、単なる金稼ぎが目的の者もいる。
バスター協会と呼ばれるバスターを管理する組織がある。

●ブロードバスター
ブロードバスターとは、バスターの中でもその実力が認められ、バスター協会の本拠地で特別な許可を受けたバスターの総称。
罪を犯したバスターを罰することが出来る管理官の資格も持っている。
この資格を得るためにはレベル40以上で上位天撃・才牙(後述)を扱えることが必須(レベル40に昇格して才牙が使えても自動的になるわけではない)。

●天撃(てんげき)
一般的なファンタジー作品でいう魔法。
火・水・風・雷・光の五属性がある。
バスターになると使うことができるようになり、個人によって得意な属性は異なる。
また、扱いが難しくさまざまなバリエーションに発展する上位天撃が存在する。
ちなみに魔人が使う場合は冥撃(めいげき)と呼称される。

●才牙(さいが)
天撃を極めたものだけが持つことができ、バスターの究極の武器と言われる。
天撃と同じように属性があり、形は生成者のイメージによって決まり、様々な性質を持つ。
また、上位クラスの進化があるとされる。
通常は一人につき一つ。(ビィトはゼノン戦士団が引き継いだ5つを持っている)

●奥義
天撃や才牙による攻撃をさらに向上させる技。
これが使えるようになることでバスターの攻撃力はさらに高まる。

『冒険王ビィト』冒険アニメやドラゴンクエスト、RPG要素が好きなら、すんなり楽しめる作品です。
また、戦闘シーンも一対一の戦いというよりも、パーティの連携や戦略でモンスターに立ち向かっていく作りは、普通の格闘アニメとはまた違ったおもしろさがあります。

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