交響詩篇エウレカセブン DVD
出演:三瓶由布子 /名塚佳織 /藤原啓治 /根谷美智子 /小清水亜美 /辻谷耕史 /小杉十郎太 /久川綾
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『ねだるな、勝ち取れ!さすれば与えられん!』
アニメ大全集レビュー89
『交響詩篇エウレカセブン』(こうきょうしへんエウレカセブン)は、TBS系列で放送されたSFロボットアニメ、またはこれを原作とした漫画、小説、ゲーム作品です。
アニメは、2005年から全50話放送されました。
●交響詩篇エウレカセブンストーリー
スカブ・コーラルと呼ばれる珊瑚のような大地が地表を覆い、目に見えない未知の粒子トラパーの波が大気中を漂う、とある惑星の物語。
その辺境の街ベルフォレストに住む14歳の少年レントン・サーストンにとって、世の中は最悪で満ちていた。
彼の亡き父アドロック・サーストンといえば教科書にも載るほどの世界的英雄。
しかし、そんな父や失踪中の姉の事で級友にはからかわれ、英雄の息子らしからぬ成績の酷さに担任には頭を抱えられる。
一緒に暮らす頑固者の祖父アクセル・サーストンは家業の機械整備屋を継げと口うるさい。
そんな最悪続きのある日の晩、、レントンの家に幻のLFO(人型機動マシン)ニルヴァーシュが落ちてきた。
コクピットから現れたのは、美少女エウレカ。
メカニック業を営む彼の家に、ニルヴァーシュの整備を頼みに来たという。
アクセルとレントンは機体の整備を引き受けるが、突如連邦空軍からミサイル攻撃を受け工場は大破、エウレカは応戦するためニルヴァーシュに乗り出撃してしまうのだった・・・。
『交響詩篇エウレカセブン』は、好きになった女の子の力になるためにひたむきに努力する主人公が、色々な経験や出会いを繰り返し成長していくうちに、彼女を守るため、そして世界を救うために戦うといったアニメの王道ストーリーを中心に、笑いあり、家族愛あり、ロボットありと、とても内容が充実した作品になっています。
個性豊かなキャラクター、独特の世界観も魅力的ですが、『交響詩篇エウレカセブン』 の一番の特徴はロボットとサーフィンを組み合わせた設定だと思います。
エウレカセブンに登場するロボットは、空を乗るためにサーフボードのようなボード型の飛行ユニットに乗って戦闘をする。
すなわち端的に述べると、『交響詩篇エウレカセブン』の世界では、大型ロボットが空中でサーフィンをしながら戦闘を繰り広げるという形をとっています。(一部例外あり)
空中をサーフィンしながら戦うロボット同士の斬新で爽快感があるアクションシーンは観る者を惹きつける滑らかな動きになっています。
劇中の音楽も効果的使われており、主題歌も含め全体的に物語にマッチした完成度の高い音楽になっていますが、特に第一期のオープニングテーマ『DAYS』、エンディングテーマ『秘密基地』は映像と共に物語の内容をよく現しているすばらしい出来です。
また、『交響詩篇エウレカセブン』には、過去のアニメ、映画作品、テクノ音楽などに対するオマージュもしくはパロディが多数見受けられます。
他作品の台詞や場面を部分的に模倣するという手法のみでなく、物語の設定やストーリー構成そのものにもそれを大胆に取り込んでいる点が『交響詩篇エウレカセブン』の特色です。
劇中の台詞をはじめとする作品要素の引用元として、製作者、視聴者、アニメ評論家からは『機動戦士ガンダム』シリーズをはじめ、『天空の城ラピュタ』、『新世紀エヴァンゲリオン』、『宇宙海賊キャプテンハーロック』、『超時空要塞マクロス』、『トップをねらえ!』、『キャプテン翼』、『The・かぼちゃワイン』といったアニメ作品。
『トレインスポッティング』、『セーラー服と機関銃』、『ツインピークス』といった実写作品などの名前が挙がります。
また、劇中に登場するキャラクターの名前やメカニック用語、各話のサブタイトルなどについても様々なジャンルから引用されたネーミングが多く見られます。
登場人物名の名前の由来
●レントン・サーストン:小説および映画『トレインスポッティング』の主人公、マーク・レントンから。姓の「サーストン」はロックバンド、ソニック・ユースのサーストン・ムーアから。
●エウレカ:『わかった』、『見つけた』を意味するギリシャ語から
●タルホ・ユーキ:漫画およびアニメ『宇宙海賊キャプテンハーロック』の登場人物、有紀蛍(ゆうき けい)から。
●チャールズ・ビームス、レイ・ビームス(夫婦):工業デザイナーの夫婦、チャールズ・イームズとレイ・イームズから。
米国のR&B歌手、レイ・チャールズを挙げる意見も。
メカニック用語、名称の由来
●ニルヴァーシュ:仏教用語のニルバーナとアメリカのロックバンド、ニルヴァーナから。
各話タイトル名の由来
●第24話『パラダイス・ロスト』:坂本龍一の楽曲『Paradise lost』から。
などなど、この他にも多数の引用が見られます。
特に各話のタイトルは、そのほとんどが何かしらの楽曲からの引用になっています。
『交響詩篇エウレカセブン』は、少年の恋や成長、世界を救うといった王道ストーリーは観る人を選ばず、日頃アニメを観ない人や大人でも楽しめる作品です。
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