黒の契約者アニメレビュー


DARKER THAN BLACK-黒の契約者-DVD
出演:木内秀信 /福圓美里 /池田勝 /水樹奈々 /小林沙苗 /川上とも子
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『悲しくないのが・・・悲しい・・・。』

アニメ大全集レビュー90

『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』(ダーカーザンブラック くろのけいやくしゃ)はBONES制作のアニメ作品です。
2007年から全25話放送されました。(テレビ未放送1話を加えた全26話がDVDで発売)


●DARKER THAN BLACK -黒の契約者-ストーリー

10年前、突如東京を襲った異変。
通称『地獄門(ヘルズ・ゲート)』といわれる未知の領域が出現したその時から、この世界は本当の空を失った。
それと呼応するように現れたのは、特別な能力を身につけた者たちだった。
能力を得る代償として、人間らしい感情が希薄になり、人を殺めることさえ冷徹に行う彼らを、人々は畏怖を込め、『契約者』と呼んだ。
一見いつもと変わらない東京の風景。
しかしその裏では、ゲートに秘められた謎をめぐり、各国の諜報機関は『契約者』を利用して熾烈な諜報戦を繰り広げていた。

主人公・黒(ヘイ)もまた、そうした契約者の一人である。
彼はある組織に所属しており、他の諜報機関等からは『BK-201』又は『黒の死神』と呼ばれている。
そして、同じ組織のメンバーである銀(イン)・猫(マオ)・黄(ホァン)とともに、ゲートに関連する情報を集め、組織の任務を実行していた。


 『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』は、『エウレカセブン』『鋼の錬金術師』をアニメーション制作したボンズが制作しただけあって、非常にクオリティの高いアニメだと思います。
主な舞台は日本・東京であり、基本的には現実と同様の世界観となっています。
殆どのエピソードの舞台として実際に存在する場所・建物が登場し、新宿駅などを筆頭に非常に忠実に再現されています。
『ゲート』と呼ばれる異常現象と『契約者』と呼ばれる超能力者が存在していることを除けば、ほぼ現代の日本といった様子です。

物語は、基本的に2話完結で進み、『契約者』であり秘密組織に所属するエージェントでもある黒(ヘイ)、もしくは黒(ヘイ)のチームが、他の『契約者』たちとの戦闘、また任務に関係して出会う人々、または過去に関係のあった人々との交流を中心に進展してゆきます。
エージェントの仕事が暗殺などダーティな任務が多いこと、また契約者同士の抗争などからハッピーエンドで終わらない話しが数多く存在します。(もちろんハッピーエンドで終わる話しもありますが)

また、『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』の一番の特徴はタイトルにも現れている通り『契約者』の存在だと思いますが、『契約者』になった途端人格が変わる、人格が変わった後は一部の例外を除いて感情が希薄になるといった特異な存在です。(ちなみに主人公の黒(へい)は感情をなくしていない特殊な契約者です)
特におもしろいのが、能力使用後には契約対価を支払う必要があるという設定です。

特殊能力や対価は人によって様々で、
●能力『内臓破裂』 対価『感受性を取り戻すこと』
●能力『重力遮断』 対価『自らの指の骨を折ること』
●能力『物質交換型テレポーテーション』 対価『小石を正確に並べること』
●能力『爆破』 対価『野草を食べること』
●能力『空気を自由に固形化させる』 対価『本の全ページにドッグイアーを作る』
●能力『触れた水分の凍結』 対価『喫煙』
●能力『空中の水分を集める』 対価『飲酒』
●能力『電気の流れを自在に操る』 対価『対象の靴を裏返して置く』
●能力『時間制御』 対価『若返る』
●能力『発火』 対価『歌を歌うこと』
●能力『真空発生』 対価『子供の生き血を啜ること』

などなど、色々な能力や対価があります。
特に対価に関しては、簡単なものから『?』と思うもの、絶対に契約者にはなりたくないなと思わせるものまで、本当に多種多様です。
能力使用後の対価ため、また契約者同士の能力の相性などもあり、契約者同士の戦闘は他のアニメの戦闘とは違った趣を持っています。

全体的にクオリティの高い作品ですが、オープニングの映像は一番力が入ってるのでは?と感じる力作です。
第二期 オープニングテーマ『覚醒ヒロイズム〜THE HERO WITHOUT A "NAME"〜』では、スピード感溢れる歌とポルシェ・911(997型)に乗って滑走する映像がとてもマッチしていて見応えがあります。

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