ドルアーガの塔〜the Aegis of URUK〜アニメレビュー


ドルアーガの塔 the Aegis of URUK DVD
出演:KENN /折笠富美子 /櫻井孝宏 /堀江由衣 /早水リサ /郷田ほづみ /茅原実里 /ゆかな /矢島晶子
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ドルアーガの塔〜the Aegis of URUK〜名言
『ただ一枚の盾として』

アニメ大全集レビュー92

『ドルアーガの塔〜the Aegis of URUK〜』(ドルアーガのとう ジ・イージス・オブ・ウルク)は、ナムコ(現バンダイナムコゲームス)のコンピュータゲーム『ドルアーガの塔』を原作とし、GONZOがアニメーション制作を行った作品です。
アニメは、2008年から全12話放送されました。
最終話・12話のラストで続編『ドルアーガの塔〜the Sword of URUK〜』(2009年)が告知されました。
キャッチコピーは『世界の行く末はその塔に束ねられた。』


●ドルアーガの塔〜the Aegis of URUK〜ストーリー

勇者ギルと巫女カイの物語が伝説として伝承された80年後の世界。(ゲームのドルアーガの塔の80年後)

ギルガメシュ王(ギル)により建国されたウルク国は、北方に『塔』の復活を確認すると、出現した魔物の征討をために『塔』内部への侵攻を開始した。
5年に一度だけ天上のアヌ神の加護により、塔内の魔物は力を失ってしまうアヌの夏。
その3度目のアヌの夏が訪れようとしている時、塔内都市メスキアではウルク軍が塔と共に復活したとされるドルアーガ討伐の為3度目の出征に備えていた。
また、時を同じくして冒険者達が塔の最上階に眠る、どんな願いでも叶うという伝説の秘宝『ブルークリスタルロッド』の噂を聞きつけメスキアに集まっていた。
冒険者の目的はドルアーガの討伐なのか、それとも『ブルークスリスタルロッド』を手に入れることなのか・・・。


 『ドルアーガの塔〜the Aegis of URUK〜』では、スピード感溢れるオープニングテーマ『SWINGING』の歌と、その歌と共に流れるスタイリッシュな映像は期待感を抱かせる作りになっています。
特に、映像面の現実世界とドルアーガの塔のファンタジーな世界観をミックスした見せ方は、オープニングテーマだけで一つのストーリーが連想ができる完成度の高さです。

また『ドルアーガの塔〜the Aegis of URUK〜』では、第1話が表第1話と裏第1話と二つあるといった前代未聞の始まり方をします。
主人公・ジルが気絶した後(第1話が始まってすぐモンスターに気絶させられる)の、ジルの妄想を描いたのが表1話、ジルが気絶した後の現実での出来事(残された仲間の奮闘など)を描いたのが裏1話となっています。
地上波放送版では表1話、GyaO(ギャオ)放送版では裏第1話が流されるユニークな演出がなされています。(DVD第1巻初回限定版には両方収録)

それぞれのパーティの視点で描かれる純粋な冒険RPGの世界のようなリアルな表現、戦闘シーンもよく動き、パーティの戦いにおける役割分担、装備品の見た目や使い方もしっかり描かれていて、世界観が非常に奥深く感じ取ることができます。
また、そうした基本の世界観のレベルの高さにプラスして、会話のテンポやギャグ要素も楽しく描かれています。
演出の中には、原作のドルアーガの塔、ゲーム版さながらのドット画による描写演出なども多く使われています。(大抵はギャグシーン)
ゲーム版ドルアーガの塔を知っている人なら、思わずにやりとさせられるシーンもありますよ。

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冒険王ビィトアニメレビュー


冒険王ビィト DVD
出演:木内レイコ /前田愛 /久川綾 /三浦祥朗 /宍戸留美 /玉木有紀子 /緑川光

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『人間んんっなめんなああぁっ』

アニメ大全集レビュー88

『冒険王ビィト』は、『月刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された三条陸(原作)と稲田浩司(デザイン協力: 中鶴勝祥)による漫画作品、またそれを原作としたテレビアニメ作品です。
アニメは、2004年に『冒険王ビィト』が全52話
2005年に『冒険王ビィト エクセリオン』が全25話放送されました。

原作の漫画は2006年9月号以降、稲田の病気療養のため長期休載に入り、再開時期は未定とされました。
これに追い討ちをかけるように『月刊少年ジャンプ』が2007年7月号にて休刊となってしまい、ストーリーの切りの悪いところでの休載突入であったため、掲載誌も含めた今後の動向が注目されています。


●冒険王ビィトストーリー

舞台は『暗黒の世紀』と呼ばれる時代。
魔物(モンスター)を操る魔人(ヴァンデル)によって、人々は苦しい生活を強いられていた。
主人公であるビィトは、魔人を退治する職業『ヴァンデルバスター』になり世界最強との噂も高い『ゼノン戦士団』に入ることを夢見る少年だった。

しかしある日、ビィトはミスにより魔人ベルトーゼに殺されかけ、彼をかばったゼノン戦士団の5人も瀕死の状態になってしまう。
ビィトを助ける為、戦士団の5人は才牙(サイガ)に残りわずかの生命力を込めてビィトに託し、最後の力でベルトーゼに立ち向かい、そして散っていった。

それから数年後、たくましく成長したビィトの『暗黒の世紀』を終わらせる冒険が始まる。


 『冒険王ビィト』は、前作『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』と原作、画のコンビが同じであることから、ファンの間ではよく比較して語られる作品です。
『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』はゲームである『ドラゴンクエスト』を原作としていたのに対し、『冒険王ビィト』ではパーティが冒険をする、キャラがレベルアップする、モンスターが登場するなどドラゴンクエストと似た雰囲気を持っていますが、バスターや天撃(てんげき)、才牙(サイガ)といった独自の設定など、世界観やストーリーは完全オリジナルであり、ドラゴンクエストシリーズとは全く関係がない作品です。
また、『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』は原作であるゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズが存在していることもあり、ゲームなどメディアミックス展開はほぼなかったのに対し、こちらはアニメ化を機に積極的に展開している点も前作とは異なります。

上記でも記したとおり、『冒険王ビィト』には独自の設定がありますが、これが冒険・レベルアップ・モンスターなどのRPG要素をうまくマッチしていてとても楽しめる作品です。

●バスター
正式名称はヴァンデルバスター。
各地の鑑定小屋で契約の烙印(ブランディング)を胸に刻むことによって正式なバスターとなる。
魔人や魔物を倒すことを生業としている者の総称。
必ずしも自分の正義を貫くためにやっているとは限らず、単なる金稼ぎが目的の者もいる。
バスター協会と呼ばれるバスターを管理する組織がある。

●ブロードバスター
ブロードバスターとは、バスターの中でもその実力が認められ、バスター協会の本拠地で特別な許可を受けたバスターの総称。
罪を犯したバスターを罰することが出来る管理官の資格も持っている。
この資格を得るためにはレベル40以上で上位天撃・才牙(後述)を扱えることが必須(レベル40に昇格して才牙が使えても自動的になるわけではない)。

●天撃(てんげき)
一般的なファンタジー作品でいう魔法。
火・水・風・雷・光の五属性がある。
バスターになると使うことができるようになり、個人によって得意な属性は異なる。
また、扱いが難しくさまざまなバリエーションに発展する上位天撃が存在する。
ちなみに魔人が使う場合は冥撃(めいげき)と呼称される。

●才牙(さいが)
天撃を極めたものだけが持つことができ、バスターの究極の武器と言われる。
天撃と同じように属性があり、形は生成者のイメージによって決まり、様々な性質を持つ。
また、上位クラスの進化があるとされる。
通常は一人につき一つ。(ビィトはゼノン戦士団が引き継いだ5つを持っている)

●奥義
天撃や才牙による攻撃をさらに向上させる技。
これが使えるようになることでバスターの攻撃力はさらに高まる。

『冒険王ビィト』冒険アニメやドラゴンクエスト、RPG要素が好きなら、すんなり楽しめる作品です。
また、戦闘シーンも一対一の戦いというよりも、パーティの連携や戦略でモンスターに立ち向かっていく作りは、普通の格闘アニメとはまた違ったおもしろさがあります。

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ドラゴンクエスト〜勇者アベル伝説〜アニメレビュー


ドラゴンクエスト〜勇者アベル伝説〜DVD-BOX
出演:古谷徹 /勝生真沙子 /三田ゆう子 /桜井敏治 /キートン山田
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『よおし、ドラクエするぜ!』

アニメ大全集レビュー86

『ドラゴンクエスト〜勇者アベル伝説〜』は、コンピュータゲームのドラゴンクエストシリーズを元にしたオリジナルストーリーのアニメ作品です。
アニメは、1989年から全43話放送されました。
『ドラゴンクエスト〜勇者アベル伝説〜』は全43話から構成されていますが、途中で一旦放送が打ち切られており、打ち切りより前の32話が『第一部』、放送再開後の11話が『第二部』と呼ばれています。

また、この作品の後にアニメ化された『DRAGON QUEST −ダイの大冒険−』と区別するため、DVDのタイトルには『勇者アベル伝説』とテレビ放映時に付いてなかった副題がつけられています。


●ドラゴンクエスト〜勇者アベル伝説〜ストーリー

アリアハンの村に住む少年アベルと少女ティアラは同時に15歳の誕生日を迎えた。
2人はひょんなことから、アリアハンの近くにある『竜神湖』の湖底で竜伝説にまつわる石版を発見する。
ところがその直後、永遠の命を得ようと企む大魔王バラモスにより、ティアラがさらわれた。

アリアハンのパブロ神父によってティアラと自分の秘密を知らされたアベルは、仲間のモコモコと共にティアラを助けるために旅立つ。


 『ドラゴンクエスト〜勇者アベル伝説〜』は、当時、『ドラゴンクエストIV』の発売をひかえており、そのプロモーション企画として生まれた作品です。
この時はまだ、アニメがテレビゲーム化されることは多かったですが、逆にテレビゲームがアニメ化されるのは稀で、珍しいケースのアニメ作品といえます。

内容の方も、ドラゴンクエストシリーズの世界観が再現されており、テレビゲーム版ドラゴンクエストの第1作目から第4作目までに登場したモンスターやアイテム、呪文などが『ドラゴンクエスト〜勇者アベル伝説〜』には登場しました。
話数を『LEVEL(レベル)』で表したり、テレビゲーム版の『つよさ』ウィンドウのようなキャラクターのステータス画面が一話終了時に表示されるなど、テレビゲーム版のドラゴンクエストを意識した演出が取り入れられていました。
また、エスターク、アリアハンなどといった、ゲームに登場した地名やキャラクター名がこのアニメ作品で地名として登場したり、人物名として登場したこともありました(バハラタなど)。
BGMもゲームのものがアレンジの上一部使用されています。

ファンサービス的なエピソードとしては、放送当時に発売された『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』に登場する人物と同じ姿と名前を持つキャラクター『ミネア』『マーニャ』がアニメに登場したり、他にも『アリーナ』『クリフト』『トルネコ』などのキャラクターもチラリと登場しています。
ゲーム版ドラゴンクエストで、戦闘後にゴールド(貨幣)を手に入れることができる点を説明するために、アニメではモンスターは宝石をもとに生み出されるという設定になっていました。


『ドラゴンクエスト〜勇者アベル伝説〜』は、ゲームのドラゴンクエストをそのままアニメにした世界観、ロールプレイングゲームの冒険要素、ワクワク感をうまく表現しており、ファミコン時代のドラクエのプレイ感が味わっているようなアニメ作品です。

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新ビックリマンアニメレビュー


新ビックリマン DVD-BOX
出演:藤田淑子 /久川綾 /塩沢兼人 /千葉繁 /堀川亮 /八奈見乗児 /若本規夫

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『ぷっち〜』

アニメ大全集レビュー78

『新ビックリマン』は、それまで同枠で放送された『ビックリマン』の続編アニメとして、1989年から全72話放送されました。
ロッテの『ビックリマン 悪魔VS天使シール』の第20〜24弾を原作としており(ビックリマンは第1弾〜第19弾を原作としていた)、シールのストーリーの後追いだった前作『ビックリマン』とは異なり、シールと同時進行のストーリー展開となっていました。
前作とほとんど同じアニメスタッフで制作されています。


●新ビックリマンストーリー

長かった天使と悪魔の戦いも終わり、その後はるかな年月を経て、現在の次界で天使も悪魔もお守りも、みんな仲良く平和に暮らしていた。
そんなある日、食いしん坊でのんびり坊やの主人公『ピア・マルコ』は、ひょんな事から時間を管理する時の塔へ入り込む。

そこで見たのはなんと近い将来訪れるであろう次界滅亡の姿であった。
『聖なる宝石、セント・ジュエルを手に入れれば次界は救われる。聖なる船に乗って探すのじゃ!』過去より現れたスーパーゼウスの言葉により、未来が滅亡することを知ったマルコたちは、次界を救うためセント・ジュエルを求めて旅に出る。


 前作『ビックリマン』から間髪入れずに放送された続編『新ビックリマン』は、すでにビックリマンブームが終わりに近づいていたこと、続編なのに時間が流れ過ぎていたこと、また序盤は前作のキャラクターがほとんど登場しないこと(ストーリーが進むと少しずつ登場してくる)、前作ビックリマンの悲しい最終回と、新ビックリマンの明るい雰囲気の始まり方が落差が激しすぎたこと、時代を先取りしすぎた登場人物の個性など色々な要素が重なり、それまでのビックリマン視聴者の間に拒否反応を起こし、序盤から批判の声が多い波乱のスタートとなりました。

しかし、声優の豪華さと演技のうまさでキャラクター達が馴染み、前作ビックリマンのキャラクター達に負けない魅力を放ったこと、またシナリオ・音楽・演出の絶妙さ、面白さ、作画・美術の綺麗さ等スタッフ側の懸命の努力で人気を回復、打ち切りを免れました。
さらに当時の児童を中心に独自に『新ビックリマン・アニメ』ファンを開拓し、結局は前作ビックリマンとほぼ同じ全72話放送され、前作に負けず劣らず大変面白い作品になっています。


新ビックリマンでは、前作ビックリマンに比べてギャグアニメっぽく、その影響のためかキャラクター1人ひとりの個性が強烈なため、少しクセのあるストーリー展開になっています。
その点が、やや好き嫌いが分かれる所かもしれません。
しかし、これらもストーリーが進むにつれ慣れてきて、大変心地よく感じるようになってきます。

また、ユーモアの中に、人間社会への風刺や警告、当時の世相のパロディなどが、沢山散りばめられており、見応えがある展開になっています。
オープニングテーマ『セント・ジュエルを探せ!』エンディングテーマ『やっぱビックリマン!!』から全編を通して生きる事の不思議や友情の大切さ、そして平和主義を訴えるなど、現代にも通じるテーマを感じさせる作品になっています。
作品全体の構成(伏線配置・回収の仕方やストーリー展開)と世界観(仏教ベースの宇宙観)が非常に奥深く練られたものになっており、作品としての完成度の高さも特筆に値するアニメです。

新ビックリマンの最終回は、『ビックリマンシリーズ』(前作ビックリマン/新ビックリマン両方)の最終回という形をとっており、多くのファンから高い評価を得ています。
一時代を築いた『ビックリマンブーム』に関わった人々の期待、ビックリマンシール制作陣とビックリマンアニメスタッフ陣の両陣営が、視聴者のために最高の作品を作りたいという想いが全て結集した最終回となっています。
アニメスタッフは新・旧合わせて3年間ビックリマンを放送してきた『本当のテーマ』を最終回に描いたと発表しています。

今でこそ『ポケモン』などのゲームやおもちゃなどの商品を原作としたアニメは珍しくないですが、『ビックリマン』はこの当時としては珍しい商品を原作としたパイオニア的なアニメであり、またこれほど原作の商品と一体化したアニメは今でも珍しいと思います。
その上、そんな画期的なアニメでありながら、作品の完成度も高い、まさに『ビックリマンシリーズ』は名作と呼ぶにふさわしいアニメです。

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ビックリマンアニメレビュー


ビックリマン DVD-BOX
出演:鈴木富子 /高戸靖広 /江森浩子 /飛田展男 /八奈見乗児 /永井一郎 /金丸 日向子 /草尾毅
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『やっちゃき〜!』

アニメ大全集レビュー77

『ビックリマン』は、当時大人気だった『ビックリマン 悪魔VS天使シール』を原作としたアニメ作品です。
アニメは、1987年から全75話放送されました。
『新ビックリマン』と区別するために『旧ビックリマン』、『旧ビ』と呼ばれています。
同じビックリマンシリーズのアニメでは、
『新ビックリマン』が1989年から全72話
『スーパービックリマン』が1992年から全44話
『ビックリマン2000』が1999年から全68話
『祝!(ハピ☆ラキ)ビックリマン』が2006年から全46話
と、2008年現在5作品がアニメ化されています。


●ビックリマンストーリー

第一次聖魔大戦が終結して長い間平穏な時を過ごしていた天聖界の天使とお守りに対し、『スーパーデビル』指揮の下、再び天魔界の悪魔軍が侵攻を始めた。

天聖界のヘッドである『スーパーゼウス』は、かつて天使と悪魔が仲良く暮らしていた平和な時代を取り戻すべく、西の果てにあるという世界、『次界』に誰もが仲良く暮らせる様な新天地を築くため、天使ヘッド・『聖(セイント)フェニックス』に8人の若神子(わかじんし)を集めて次界を目指す旅をするよう命じた。

一方、聖動源で生まれた若神子の1人、ヤマト王子は次界へ行けば偉い天使になれるという夢のお告げを受け、次界への旅を始めたのであった。


 『ビックリマン』は、80年代後半に大人気だった、ロッテによって発売されたお菓子、それにオマケとして封入されたシールシリーズ『ビックリマン 悪魔VS天使シール』を原作としたアニメです。
ビックリマンシールは、発売された翌年から小学生を中心に大ブームを引き起こし、毎月の販売数は1300万個にのぼり、出荷金額は1000億円を超える大人気商品でした。
あまりの人気に、目当てのシールだけを抜き出しチョコレート菓子を捨てる、あるいは大量に買い込んだ為に食べきれなくなったチョコレート菓子を捨てる、入荷と同時に箱ごと買い占めるなどの問題が多発し、食べ物を粗末にする行為が多く報告され全国的に社会問題となった程です。
ちなみに、2008年現在においても、『ビックリマンチョコ』はロッテから発売されており、コンビニやスーパーなどでその姿を見かけることができます。


ビックリマンの魅力といえば、やはり原作のシールから引き継がれたキャラクターと世界観にあると思います。
一見駄洒落ばかりに見えるキャラクターの名前と、神話の創世記を匂わす密度の高いストーリーが魅力的でした。
シリーズが進むにつれて、最初はあまり強くなかった主要キャラクター達がパワーアップし、敵のヘッド格とも互角に渡り合うようになるという手法も、当時の子供達のハートがガッチリとキャッチしていました。


主要若神子紹介

●ヤマト王子(やまとおうじ)・ビックリマンの主人公
ヤマトタケルとスサノオノミコトをモデルしたキャラクター。
後にヤマト神帝→ヤマト爆神へとパワーアップしていきます。

●天子男ジャック(てんしだんじゃっく)
キャラクターモチーフはイギリス民話『ジャックと豆の木』。
名前は男爵とジャックをかけています。
後に神帝男ジャック→聖遊男ジャックへとパワーアップしていきます。

●牛若天子(うしわかてんし)
牛若丸をモチーフとしたキャラクター。
後に牛若神帝→聖霊牛若へとパワーアップしていきます。

●一本釣帝(いっぽんつりてい)
モチーフは魚釣のイメージから。
後に神帝フッド→聖豊フッドへとパワーアップしていきます。

●ピーター神子(ぴーたーじんし)
ピーター・パンをモデルとしたキャラクター。
後に神帝ピーター→聖幻ピーターへとパワーアップしていきます。
(余談ですがアニメ本編における主人公候補でもあった。)

この他にも、天使にも悪魔にも魅力的なキャラクターが次々と登場してきます。
また、原作のビックリマンシールを知らなくても、キャラやストーリーなどのアニメの作りがしっかりとしているので安心して楽しめる作品になっています。

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魔神英雄伝ワタルアニメレビュー


魔神英雄伝ワタル DVD-BOX
出演:田中真弓 /林原めぐみ /西村知道 /山寺宏一 /玄田哲章

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『はっきりいっておもしろかっこいいぜ!』

アニメ大全集レビュー54

魔神英雄伝ワタル(ましんえいゆうでんワタル)は、サンライズ制作のアニメ作品です。
アニメ放送は

魔神英雄伝ワタルが1988年から全45話
魔神英雄伝ワタル2が1990年から全46話
超魔神英雄伝ワタルが1997年から全51話

と、3度に渡ってアニメ化された作品です。


●魔人英雄伝ワタルストーリー

小学生の主人公・戦部(いくさべ)ワタルは、救世主として『創界山(そうかいざん)』に召還される。
かって創界山に輝いていた虹は、突如現れた悪の帝王『ドアクダー』に神々を封印され色を失っていた。

ワタルは創界山の守り神『金龍』の魂が宿った龍神丸と共に、創界山の象徴である七つの虹の色を取り戻す為、ドアクダー退治へと旅立つ。


 魔神英雄伝ワタルは、子供が純粋に楽しめるアニメ作品を目指して制作され、テレビゲーム的RPG風冒険ストーリーと、和のテイストを加えた独特の世界観により、幅広い人気を獲得した作品です。
特に、『ゲーム感覚のアニメ』という設定はかなり個性的で、過去はおろか、最近でもあまり見られないスタイルのアニメではないでしょうか?
また、声優の林原めぐみは魔神英雄伝ワタルのヒミコ役の演技で大いに注目され、出世作となった作品としても有名です。

魔神英雄伝ワタルの登場人物は基本的に全員天然ボケです。
敵味方から脇役に至るまで、全員とにかく天然ボケです。
ロボットである龍神丸までも喋ったり、ボケたりします。
ワタルが敵を追うために龍神丸に飛んでくれとお願いしたところ、
『私は・・・飛べない!』
と返すロボットはかなりシュールです。

登場キャラクターの個性やギャグのおもしろさに加えて、魔神英雄伝ワタルは『無用な説明がなくテンポがいい+アクションが多く爽快感がある=面白い』まさに、『おもしろかっこいい作品』に仕上がっています。


また、アニメの内容も個性的ですが、高橋由美子が歌う『STEP BY STEP』『FIGHT!』(両方魔神英雄伝ワタル2主題歌)などの主題歌も個性的で一度聞いたら忘れない曲が多いです。
特に、第一期魔神英雄伝ワタルのエンディングテーマ
『a・chi-a・chiアドベンチャー』は、
『お茶飲むより a・chi-a・chi アドベンチャー♪』などの歌詞やアニメシーンがユニークで印象深い曲です。
魔神英雄伝は、観る人だけじゃなく、作り手も非常に楽しんで作っているのを感じさせる、いい意味で遊び心満載の作品です。

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未来少年コナンアニメレビュー


未来少年コナン DVD-BOX
出演:小原乃梨子 /信沢三恵子 /青木和代 /永井一郎 /吉田理保子 /家弓家正 /山内雅人 /伊武雅之(現:伊武雅刀)
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『コナン…生きて!』

アニメ大全集レビュー40

未来少年コナンは、アレグザンダー・ケイの小説『残された人びと』を原作として、1978年から全26話NHKで放送されたアニメ作品です。
『となりのトトロ』などで有名なスタジオジブリの宮崎駿が初演出を務めた作品としても有名です。


●未来少年コナンストーリー

西暦2008年、核兵器をはるかに上回る威力の超磁力兵器による世界大戦で、人類の大半は死滅し、それまで築かれてきた高度な文明の多くが失われてしまった。
地形は大きく変化し、多くの都市が海中に没した。

戦争から20年、主人公の少年コナンは『おじい(コナンの保護者)』と二人、のこされ島と呼ばれる小さな島で平穏に暮らしていた。
そんなある日、海岸にヒロインの少女ラナが漂着する。


 未来少年コナンは、大自然と相対する人間という主題においては、のちの『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』に繋がる宮崎駿作品の原点とも言える作品です(宮崎駿の初演出作品)。
特に、『少年が少女を助ける』というテーマから、ラピュタとの類似点は多く、一部の設定や声優などにも見てとる事ができます。

また、アレグサンダー・ケイの『残された人々』を原作としてクレジットされていますが、ストーリー及び登場人物について大幅に脚色が加えられています。


未来少年コナンは、コナンを中心としたテンポの良いアクションシーンや、敵側であるインダストリアが使うメカやロボ、個性豊かなキャラと魅力的な部分はたくさんありますが、主人公・コナンとヒロイン・ラナの関係性の描き方が他の作品とは一線画していると思います。

『天空の城ラピュタ』の主人公・パズーとシータもそうですが、コナンとラナはお互いがお互いを強く必要としている(コナンはさらわれたラナを助けるためにイカダで海に出るような無茶をたくさんしたり、ラナはコナンを助けるために死にかけたりなど)描写やセリフは何度も出てきますが、一切やらしさは感じさせず完全に純粋な気持ちのみを描いています。
キスシーンですらそんな風に感じさせない二人は、まさにプラトニックな関係です。(年齢的に若いからという意見があるかもしれませんが、他のアニメでは二人と同じぐらいの年齢で、恋愛模様を描いていたり、またはコナンやラナより関係が薄く、軽い感じに描いている作品が大半だと思います。他にはドラえもんののび太のように下心が見え隠れするなど)


未来少年30周年として、メモリアルボックスが2009年01月24日までの期間限定生産として発売されました。
しかも、全26話入っていて14,000円あれば買える値段です!(DVDBOXでこの値段はなかなかありません)
まだ未来少年コナンを観たことない人も、もう一度じっくりと観たい人にも、値段的にも内容的にもオススメです。

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ドラゴンボールアニメレビュー


ドラゴンボール DVD-BOX
出演:野沢雅子 /田中真弓 /堀川亮 /草尾毅 /鶴ひろみ /古川登志夫

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『オッス、オラ悟空!』

アニメ大全集レビュー3

日本で一番有名な作品の一つです。
個人的にも一番好きな作品だったのですが、アニメ放送当時は、父や妹、学校の先生までドラゴンボールを毎週放送を観ていて、老若男女を問わず楽しめる作品だと思います。

ドラゴンボールは

ドラゴンボールが1986年から全153話
ドラゴンボールZが1989年から全291話
ドラゴンボールGT(マンガにはないオリジナルストーリー)が1996年から全64話

全て合わせると約11年間、全508話放送という長寿アニメでした。


●ドラゴンボールストーリー

七つ集めれば、どんな願いでも一つだけ叶えてくれる「神龍(シェンロン)」を呼び出すことができると言われる不思議な球、ドラゴンボール。
そのドラゴンボールを中心とした冒険物語で、人里はなれた山奥に住む尻尾の生えた少年・孫悟空がドラゴンボールを求めて西の都から来た少女・ブルマと出会うところから物語は始まります。


当時の少年ジャンプはドラゴンボールもそうでしたが、他の作品もとにかく豪華で(ジャンプに連載されてる作品はほとんどアニメ化されるイメージがありました)、発売日当日にジャンプを買いにも行っても買えないほどでした。

ドラゴンボールの単行本も同じような状態で、発売日に買いに行っても学校のクラスの誰も買えないということもありました。(そのときはなぜか担任の先生だけ買えていました。)

最初にも話しましたが、うちの父もドラゴンボールに夢中で、マンガはもちろん、アニメも毎週かかさず観ていました。(仕事で観れないときはビデオに録画するほどです!)
父は普段まったくマンガを読まないどころか、子どもの頃もまったくマンガは読んでなかったので、ドラゴンボールが始まる前などはいつもアニメやマンガを観てると小言を言ってきていたので、ドラゴンボールにはまったときは子どもながらにひどく衝撃を受けました!(いつもダメって言っていたのにずるいという想いもありましたが)

上の世代だけでなく、今の子どもでも半分近く読んでいるというから(仕事の関係でたまたま50人位に聞いただけですが)本当に幅広い世代に支持されている作品なんだなぁとつくづく感じます。

ドラゴンボールには色々な魅力があると思うのですが、私の意見としては、やっぱり味方も敵も含めてキャラクターに一番魅力を感じます。
特に最初に敵として登場したキャラクターが、少しづつ味方になっていく描き方などとても好きです。

アニメもマンガもかなり長編で大変ですが、一度は観ておきたい作品ですね。

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