MASTERキートン(マスターキートン)アニメレビュー


MASTERキートン DVD
出演:井上倫宏 /永井一郎 /桑島法子 /菅原正志 /辻親八 /キートン山田
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『人間はどんなところでも学ぶことができる。
知りたいという心さえあれば。』

アニメ大全集レビュー82

『MASTERキートン』(マスターキートン)は、小学館『ビッグコミックオリジナル』に連載された勝鹿北星・浦沢直樹著の漫画作品、またそれを原作とした知的サスペンスアニメです。
アニメは、1998年に原作の全144話の一部を全24話の一話完結式でテレビ放送、またビデオ化の際に新たに15話が制作され、計全39話になっています。
原作を忠実に、且つクオリティの高い映像として再現したアニメとして好評を博しています。
また、なぜかは分かりませんが、本放送と再放送ではオープニング・エンディング共に主題歌が異なっています。
タイトルの『MASTERキートン』は、喜劇俳優バスター・キートンのもじりと思われます。


●MASTERキートン(マスターキートン)ストーリー

考古学者にして保険調査員、そして元SAS(英国特殊空挺部隊・対テロ活動で知られる)の教官という変わったキャリアを持つ主人公、平賀・キートン・太一。
フォークランド紛争や在英イラン大使館人質事件ではSAS隊員として活躍したとされる。

キートンは、遺跡発掘への足がかりに考古学の雇われ講師として大学の教鞭に立つ一方、保険調査員として世界中を飛び回っていた。
発掘費用のために調査員を続けるが、元SASの教官、という異色の経歴からいろいろな依頼が舞い込み、数々の危険な目にも遭ってしまう。


 『MASTERキートン』は、冷戦前後の社会情勢、考古学、サバイバル術、そしてキートンをめぐる人々のドラマが絡み合った知的好奇心を刺激する秀作アニメ作品です。
人物描写に定評がある浦沢直樹作品の中でも、特に秀逸な描写で知られている作品です。
端役にあっても深く掘り下げられて描かれ、バックボーンを想像することができる完成度の高さは圧巻です。

また、浦沢直樹自身インタビュー(ビッグコミックオリジナル1994年6月20日号)で語っている通り,海外の映画俳優・歌手等をモデルにした登場人物が多い作品でもあります。
どの登場人物もよく雰囲気を掴んでおり,浦沢直樹の画力の高さを伺うことができます。

●実在の人物名・・・MASTERキートン登場人物名(登場する話)

・ピーター・オトゥール・・・ノーフォーク公リチャード殿下(『豹の檻』)
・アーネスト・ボーグナイン・・・フォスター大佐(『臆病者の島』)
・スタンリー・キューブリック・・・トニィ・スタンレイ(『失われた天才監督』)
・ロバート・デ・ニーロ・・・コナリー(『穏やかな死』) 


驚異的なサバイバル術や誘拐犯との心理的駆け引きを繰り広げるキートンに興奮したり、考古学の知識に知的好奇心を刺激されつつ、個性的で魅力的なキャラクターが織り成すホームドラマに感動したりと、『MASTERキートン』は色々な角度から『哲学』や『知』を与えてくれる作品です。

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MONSTER(モンスター)アニメレビュー


MONSTER DVD-BOX
出演:木内秀信 /能登麻美子 /小山茉美 /磯部勉 /田中秀幸 /佐々木望 /永井一郎

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『なまえのないかいぶつ』

アニメ大全集レビュー80

『MONSTER』(モンスター)は、ビッグコミックオリジナルに掲載された浦沢直樹の本格ミステリー・サスペンス漫画作品、またそれを原作としたアニメ作品です。
原作の単行本は全18巻が出版され、累計2000万部以上を売り上げたヒット作品です。
アニメは、2004年から全74話放送されています。


●MONSTERストーリー

1986年、西ドイツ・デュッセルドルフのアイスラー記念病院に、頭部を銃で撃たれた重傷の少年・ヨハン・リーベルトが搬送されてくる。
天才的な手術の腕を持つ日本人外科医・Dr.テンマは、院長の命令を無視してオペを担当しそのヨハンの命を救う。

数年後の1995年、テンマと数年ぶりに遭遇したヨハンは、テンマの患者ユンケルスを目の前で何の躊躇もなく射殺する怪物へと成長していた。
テンマは自らが命を救ったために、ヨハンという怪物を蘇らせてしまった事に、深い負い目を感じ苦悩する。
そして、ヨハンが行った殺人の容疑者として指名手配されながらも彼を抹殺する為、追跡の旅に出るのだった。

 
 MONSTERは、猟奇殺人、医療倫理、病院内での権力抗争、親子愛、兄弟愛、人間愛、アダルトチルドレン、東西冷戦構造、ベルリンの壁崩壊の以前以後のドイツ社会などをテーマとしている作品です。

世界観・登場人物・事件とその背景、そしてその全てに『MONSTER』の影が見えるストーリー構成に、みるみるうちに作品の中へと引きずり込まれていきます。
人の心には光と闇があり、闇が深くなる時、その人の背中に潜んだ怪物が囁きかけてくるかのように、『憎悪』『嫉妬』『執着』といった負の感情が、人を『MONSTER』へと変えてしまう・・・。
長編アニメですが、『MONSTER』には途中で観ることを辞めることができない、そんな麻薬のような危険な魅力をはらんだ作品です。
また、アニメ版のオープニングテーマ『GRAIN』エンディングテーマ『for the love of life』『Make It Home』などを筆頭としたBGMが、原作の世界観とマッチしているとファンから高い評価を得ています。


先読みができないストーリー、張り巡らされた伏線、人間臭い魅力的なキャラクター、現地を忠実に再現した美しい街並みや背景など、フィクションを感じさせないリアルな設定、キーパーソンとなるヨハンの人間性や怪物に至るまでの経緯の細かい描写など、作品全体にサスペンスの雰囲気が漂うクオリティの高さを窺えます。
『MONSTER』は、テーマの深さや、人間描写など全体的な完成度の高さは、大人が楽しむための傑作アニメです。

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School Days(スクールデイズ)アニメレビュー


School Days DVD
出演:平川大輔 /岡嶋妙 /河原木志穂 /井本恵子 /永見はるか /たかはし智秋

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School Days(スクールデイズ)名言
『中に誰もいませんよ』

アニメ大全集レビュー27

School Days(スクールデイズ)は、2005年に発売されたPCゲームを原作としたアニメです。
アニメは、2007年に全12話放送されました。


●School Daysストーリー

榊野学園に通う少年、主人公・伊藤誠(いとうまこと)は、以前から登校時に時々同じ電車にのる隣のクラスの少女、ヒロイン・桂言葉(かつらことのは)のことを気に掛けていた。
気にはなるけど、遠くから眺めているだけ…。ただ、それだけの存在だった。

『好きな人の写真を待ち受けにして3週間、誰にもバレなかったら恋が成就する』という学園に伝わるおまじない。

誠はばかばかしいと思いながらも、電車で出会う言葉の姿を携帯電話の待ち受けにする。
しかし、同じクラスで隣の席の少女、もう一人のヒロイン・西園寺世界(さいおんじせかい)に、わずか1日で見つかってしまう。

世界はお詫びに、言葉との間を取り持つと言う。
しかし、この先に待ち受ける『惨劇』を、誠はまだ知らない…。


 School Days(スクールデイズ)を一言で現すなら、とんでもなくギャップの激しい作品です。

特に、放送中止にもなった最終話は、

「怖くて泣いた」
「怖くて眠れなかった」
「見ながら吐いた」
「見せろと言ってごめんなさい。これは放送は無理です」

などの感想がインターネットに溢れ、多くの人を震え上がらせました。

きれいな絵柄と最初ののんびりとした展開から、よくある学園恋愛アニメだと思っていると思わぬしっぺがえしを喰らいます。
展開としては、主人公と二人のヒロインの三角関係をベースに進んでいくのですが、途中から歯車が狂い出し、愛憎劇へと発展していきます。
愛憎劇へと発展する伏線や心理描写がしっかりと描かれており、展開が展開だけに感情移入ができるかは別にして、全体的にリアリティーのあるキャラクターになっています。

そして、衝撃のラストシーン。

泥沼の三角関係、惨劇の結末だけじゃなく、しっかりとしたストーリーを楽しみたい人にもSchool Daysはオススメのアニメ作品です。
逆に、怖いシーンが苦手な人や男女の愛憎劇に嫌悪感をいただく人にはインパクトが強すぎるかもしれません。

School Daysキャラクターデザインに抵抗がある人、また観ようと思ったがキャラクターデザインを見て敬遠した人は特に大きくギャップを感じるでしょう。

衝撃のラストシーン、賛否両論あると思いますが、一度観れば死ぬまで忘れられないインパクトをきっとあなたにも与えるはずです・・・。

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ひぐらしのなく頃にアニメレビュー


ひぐらしのく頃に DVD
出演:保志総一朗 /中原麻衣 /雪野五月 /かないみか /田村ゆかり /堀江由衣 /伊藤美紀 /折笠富美子
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『惨劇に挑め』

アニメ大全集レビュー4

ひぐらしのく頃には、同人サークルである07th Expansionが製作した同人ゲームを原作としたアニメです。

アニメは
第一期シリーズ、ひぐらしのく頃にが、2006年から全26話
第二期のひぐらしのく頃に解が、2007年から全24話放送されました。

第3期の制作も発表されています。


●ひぐらしのく頃にストーリー

昭和58年、前原圭一はに雛見沢村引っ越してくるところから物語が始まります。
新たな学校や友人に打ち解け、そのまま楽しく平和に過ぎていくと思われた日常が壊れる・・・。

村にまつわる古い因習「綿流し」を軸にして次々と起こる謎の連続怪死事件・・・。


ひぐらしのく頃は、パソコンゲームでのヒットを受け、アニメ・マンガ・プレイステーションと次々にメディア展開した作品です。

ちなみにひぐらしのく頃にのなの部分はどの作品でも赤文字で表記されています。

ひぐらしのく頃にを一言で表すなら、

「とにかく怖い!」

です。怖いのが苦手な人は、絶対に観ない方がいいと思います!
怖いのと同時に犯人探しの推理もあるのですが、これまた難しいです!
普段の感じは何気ないほのぼのとした学園ドラマなのに、急に怖い展開になるギャップがまた怖さを倍増させるというか・・・。
私は犯人が明かされるまでまったく犯人だと気付きませんでした・・・。

ひぐらしのく頃には、今までのアニメとちょっと変わっていて、物語の各編がパラレルワールドになっています。
最初にこれについていけず、前の回で死んだキャラがどうして生き返ってるの??とかなり困惑させらました。(パラレルワールドの謎も後半で明かされます。)

推理好きで怖いもの好きならひぐらしのく頃には、ぜひおすすめです!
というか解答を観ずに犯人及び謎を解けた人はいるのでしょうか?

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