陽あたり良好! DVD-BOX
出演:森尾由美 /三ツ矢雄二 /井上和彦 /塩沢兼人 /林家こぶ平 /鶴ひろみ
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『がんばってる奴を見てると、応援したくなるんだ』
アニメ大全集レビュー57
陽あたり良好!は、『週刊少女コミック』に掲載されたあだち充の少女マンガ、およびそれを原作としたテレビドラマ・アニメ作品です。
アニメは、1987年から全48話放送されました。
ちなみに、2008年5月にあだち充のマンガ単行本の累計発行部数が2億冊を突破。
小学館発行のマンガ家で、単行本が2億冊を超えるのはあだち充が初めてとのことです。
2008年5月28日発売の『週刊少年サンデー』(小学館)の26号は、『2億冊突破記念号』として発売されるそうです。
●陽あたり良好!ストーリー
主人公・岸本かすみは、高校入学に当たり、叔母の千草さん宅から通うことにした。
叔母一人姪一人水入らずの予定が、叔母は下宿人としてかすみと同い年の高校生4人を、一人ではさみしいからという理由で入居させていた。
かすみは今は海外にいる村木克彦という年上の恋人がいるのだが、下宿人の高杉勇作(たかすぎゆうさく)のことがだんだん気になってきて・・・。
陽あたり良好!は、大ヒット作『タッチ』の後番組として放映され、制作スタッフもそのままで、声優陣も浅倉南役の日高のり子以外の主要なレギュラーはそのまま移行してきています。(当初は日高のり子も出演する予定だった)
しかし、前番組の『タッチ』の印象が強すぎたため、また後番組は長寿番組となった『キテレツ大百科』と前後の番組が両方とも有名なアニメだったため現在では作品の良さに比べて、一般的に知名度の低い作品になっています。
陽あたり良子!でもみゆきやタッチ、ラフなどの他のあだち充作品と同じく、三角関係の恋愛ストーリーが描いています。
男性二人と女性一人で最後までどちらと付き合うか分からない展開は、ラフやH2と近い展開かもしれません。(H2の場合は、3人ではなく4人ですが)
陽あたり良好!の原作が全5巻と話数が少ないため、放送期間中(特に最終話にかけて)アニメオリジナルストーリーがいくつかありますが、原作と比べても遜色ない内容だとする好評意見がしばしばあります。
また、陽あたり良好!の原作マンガは打切りとなり、恋愛の決着がつかないまま終わってしまいますが、アニメでは最後まで恋愛の決着を描いています。
原作でできなかった決着をアニメで昇華させた点、そしてそれが好評だったことは、評価の上で欠かせない偉業であるといえます。
また、ナイン・みゆき・陽あたり良好!・タッチと生前全てのあだち充作品に出演していた、今亡き声優の塩沢兼人(しおざわ かねと)ですが、この陽あたり良好!で演じている美樹本伸というキャラクターは、2枚目とギャグキャラを天才的に演じる塩沢兼人の真骨頂が発揮されています。
陽あたり良好!は、あだち充ファンだけじゃなく、塩沢兼人ファンにも観てもらいたい作品です。
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