ロザリオとバンパイアアニメレビュー


ロザリオとバンパイア DVD
出演:岸尾だいすけ /水樹奈々 /福圓美里 /こやまきみこ /釘宮理恵 /千葉紗子 /関智一 /井上喜久子 /久川綾
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『Yahoo-(やふー)!!』

アニメ大全集レビュー76

『ロザリオとバンパイア』通称『ロザバン』は、池田晃久によるファンタジー漫画、及びこれを原作とするラブコメアニメ作品。
監督が、『アニメはラブコメ路線で行く』と言う発言をしており、原作を踏襲しつつもアニメでは独自の演出が行われています。

原作は『月刊少年ジャンプ』で連載(第1部 全39話)、その後同誌の休刊に伴い『ジャンプスクエア』(SQ.)に移籍。
『ロザリオとバンパイア season II』と改題の上で話数をリセットし、創刊号から連載を継続しています。
アニメは、2008年1月から全13話放送されました。
アニメは第2シリーズの制作が決定していて、『ロザリオとバンパイアCapu2(カプチュー)(仮)』のタイトルで2008年10月から放送開始予定です。


●ロザリオとバンパイアストーリー

恋したあの娘はバンパイア・・・!?
平凡な少年・青野月音は、高校受験に失敗し、最後の希望校として『書類審査だけで入学できる』という怪しげな高校『陽海学園』に入学した。

入学式初日、月音は偶然、絶世の美少女・赤夜萌香(あかしやモカ)に出会い、即座にひと目ボレ。
しかし、彼女の正体はバンパイア!?
なんと、陽海学園は、古今東西の妖怪たちが集まる、妖怪による、妖怪のための学校だったのだ!
人間社会に溶け込むために生徒も教師も人間の姿をしているが全て妖怪や妖。
妖怪の正体をばらすのは校則違反、人間は居てはいけない(いたら食べられてしまう)という学園の規則を知り、月音は恐怖に震えるばかり。
一方の萌香は、血が美味しいという理由で月音に興味を抱く。


 『ロザリオとバンパイア』というタイトルから分かる通り、吸血鬼などの妖怪や妖などをメインに置いたストーリーになっています。(というか主人公の月音以外人間はほとんど登場しません)
狼男や化け猫、のっぺら坊などの定番の妖怪など、元が妖怪だけに脇役も含め個性的なキャラがたくさん出てきますが、月音を取り巻く女性主要キャラクター達の面々もまた個性的です。

●赤夜 萌香(あかしや もか)
『ロザリオとバンパイア』のヒロインで、ピンク色の髪に緑色が入った黒い瞳の二重人格のバンパイア。
戦いを好まず、バンパイアの力を封印する為に胸にロザリオをつけており、普段は人間の同程度の力。
胸のロザリオを外すと『覚醒』して殆ど正反対と言ってよい別人格になり、冷徹で凶悪な不死のバンパイアとなり、主に足技で敵を粉砕する。(主に秒殺)
また、覚醒時は銀髪に鋭い切れ長の赤目となり、体形も変化する。
弱点は真水。
コンセプトは『髪と脚の綺麗な美少女』

●黒乃 胡夢(くろの くるむ)
クリーム色のベストとルーズソックスがトレードマークの、水色の髪にコギャル風の容姿をした巨乳のサキュバス。
胸をやたらと強調した動きが多く、成績は赤点を取るなどかなり悪い。
話合い等のやり取りの際、ボケた相手(特に萌香)にドロップキックで激しくツッコミを入れる。
嬉しいことがあると、『Yahoo-(やふー、もしくはやっふふー)!!』と叫ぶ。
コンセプトは『色気と純情』

●仙童 紫(せんどう ゆかり)
黒髪にとんがり帽子とマントがトレードマークの魔女。
高校一年生だが、わずか11歳で飛び級で入学してきた天才的頭脳の持ち主。
胡夢とは主に勉強のことや、胸の大きさ、女性的な魅力に関する事柄で子供っぽい衝突を繰り返す。
ツッコミの代わりに金ダライを降らせる(ドリフの定番ギャグ)魔法を使うが、人によっては机や刺付き鉄球などのしゃれにならない物を降らせている。
コンセプトは『コテコテ魔女っ娘』

●白雪 みぞれ(しらゆき みぞれ)
いつも棒付きキャンディーを咥えており(携帯用のクーラー)、上半身は制服を着ておらず(肩の露出したパーカー調の服)、縞模様のニーソックスがトレードマークで、髪の色は薄い紫色の雪女。
月音に惚れているが、恥ずかしがり屋な性格が災いして面と向かうとのぼせてパニックを起こしてしまうため、柱の陰や扉の隙間から見つめる付かず離れず状態で付きまとっている。
コンセプトは『パンクと和風と引きこもり』

4人全員キャラが引き立っていて、どのキャラもそれぞれ違う個性を持っているためか、複数の主要キャラがいる割にどのキャラも画面から消える時間が少ない、全員が一定の活躍をする作りになっています。
また、学園、全員が主人公の月音が好きと、コテコテのラブコメアニメでようであり、毎回他の妖怪との戦闘(主に覚醒したモカが戦う)がある一風変わった展開も見せています。


他に変わった大きな特徴として、なぜか挿入歌として昔懐かしい80年代のアイドル歌手のカバー曲が流れることが挙げられます。

●赤い情熱・松田聖子(第5話)歌:赤夜萌香
●渚のデカメロン・松本伊代(第5話)歌:黒乃胡夢
●マジカルロマンス・太田貴子(第5話)歌:仙童紫
●雪解けの恋心・中森明菜(第7話)歌:白雪みぞれ
●赤いスイートピー・松田聖子(第8話)歌:赤夜萌香
●『友達だよ…・南野陽子(第10話)歌:橙条瑠妃
●冷たいロザリオ・うしろ髪ひかれ隊(第13話)歌:上記全員

と、スタッフがこの頃のアイドルのファンなのか、なかなかおもしろい趣向が凝らされています。
戦闘シーンが多い原作に対して、アニメ『ロザリオとバンパイア』ではコメディ色が強い演出が多くなっており、また原作と違った楽しみ方ができるのではないでしょうか。

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To LOVEる -とらぶる-アニメレビュー


To LOVEる DVD
出演:渡辺明乃 /戸松遥 /矢作紗友里 /新井里美 /福圓美里 /吉野裕行 /名塚佳織 /花澤香菜 /川澄綾子
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『えっちぃのは嫌いです』

アニメ大全集レビュー75

『To LOVEる -とらぶる-』(とらぶる)は、週刊少年ジャンプに連載されている矢吹健太朗(漫画)・長谷見沙貴(脚本)による漫画作品、またそれを原作としてアニメ作品です。
アニメは、2008年から全26話放送されました。
単行本は2008年6月現在、9巻まで発刊中で、累計発行部数は350万部を超える人気作品となっています。


●To LOVEる -とらぶる- ストーリー

クラスメイトの西連寺春菜に片想い中の主人公・結城リトは、優柔不断で超奥手な高校生。
意を決して、春菜に告白しようとするが、さまざまな災難が降りかかり、どうしても伝えることができなかった。
意気消沈して帰宅したリトの前に、不思議な宇宙人の美少女ララが突如現れる。
そして偶然と勘違いから、デビルーク星の王女樣であるララと婚約&同棲することになり・・・。


 To LOVEる -とらぶる-は、最近の漫画やアニメでは珍しいドタバタラブコメディです。
恋愛がテーマですがドロドロした重いシーンがない、恋愛をメインにギャグを組み合わせた雰囲気、個性的な宇宙人がたくさん出てくるなど『うる星やつら』に通じるところがあります。

主人公のリトが、複数の女性から好意をもたれる展開はハーレムアニメ的な雰囲気も持っていますが、To LOVEるではあくまで、リト・ララ・春菜の三角関係を崩さないストーリー展開になっています。(リトが他の女性の行為に気付かない、もしくは恋愛対象としてみていない)

これは、To LOVEる作者である矢吹健太朗・長谷見沙貴の両名が、企画段階で『リト・ララ・春菜の三角関係を崩さない、少年誌で連載されている以上、主人公のリトを男性読者に嫌われるような主人公にしない』など、極力読者が不快に感じさせないようリトを拘って表現しているためです。
主人公の男性が嫌われやすいラブコメや恋愛作品(主人公がもてない作品は除く)では、To LOVEるの主人公・リトは珍しい部類の主人公に入るといえます。


また、To LOVEるでは、漫画を担当している矢吹健太朗の前作、『BLACK CAT』の登場人物がモデルとなっている人物が何人か登場しています。

●金色の闇(こんじきのやみ)
宇宙で最も危険視されている殺し屋。外見は金髪・黒服の美少女。⇒『BLACK CAT』のイヴをリファインしたキャラクターで、前作のパラレルキャラ。

●ザスティン
デビルーク星王室(ララ)親衛隊隊長。デビルーク最強の剣士といわれる男。⇒キャラクターのモデルは前作『BLACK CAT』のクリード。持っている剣はイマジンソードは、クリードの持つ剣、イマジンブレードがモデル?

●マジカルキョーコ
ララが熱中している子供向け特撮TV番組『爆熱少女 マジカルキョーコ』の主人公。To LOVEるの作品世界中では架空の人物。⇒モデルは作者の前作『BLACK CAT』登場人物キリサキ・キョウコ

などが現在までに登場しています。
単行本での解説によると金色の闇は、当初の長谷見のシナリオでは話し方等もイヴに似ていたが、矢吹は『BLACK CAT』を知っている人向けのネタではなく、あくまで『To LOVEる』の新キャラだとして素行面の描写を変更したとコメントしています。
主人公・リトの設定やこういったコメントから、観る人のことを真剣に考えた作品作りが、キャラの魅力をさらに引き出しているように感じるアニメ作品です。

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君が主で執事が俺でアニメレビュー


君が主で執事が俺で DVD
出演:水森志寿香 /ひと美 /後藤邑子 /伊藤静 /氷青 /関智一 /浅川悠 /秋元羊介 /田中理恵 /たてかべ和也 /檜山修之
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『素数を数えるんだ!』

アニメ大全集レビュー74

『君が主で執事が俺で』(きみがあるじでしつじがおれで)通称『きみある』は、みなとそふとより2007年に発売されたWindows用ゲーム、またそれを原作としたアニメ作品です。
アニメは、2008年から全13話放送されました。


●君が主で執事が俺でストーリー

主人公・上杉錬と姉・上杉美鳩は父・上杉巌の家庭内暴力がきっかけで家出する。
2人は都会である七浜市(モデルは横浜市)に辿り着きそこで生活しようと奔走するがなかなか仕事が見つからず、資金難となり野宿生活を送るハメに。

ここでの生活を諦め次の場所に移動しようとした時、錬は不思議なロボットを連れた女の子に遭遇する。
貧血で倒れかけた彼女を背負い、運んだ先は立派なお屋敷。
彼女は、この家の次女・久遠寺未有だった。
事情を知った未有の姉で現当主の久遠寺森羅によって拾われる。
錬と美鳩は住む場所と仕事を手に入れ、使用人として仮契約を交わす事に。
かくして、錬の執事としての生活が始まるのだった。


 『君が主で執事が俺で』は、気持ちいい程にパロディーが多い作品です。
ストーリーの軸をはっきりとさせた上でのパロディーの多さ、パロディーを入れるタイミングの良さなど『ゲンジ通信あげだま』(『美少女戦士セーラームーン』や『魔女の宅急便』、果ては『アメリカ横断ウルトラクイズ』、CMの『レーサー100』などパロディがてんこ盛りと、怪作の地位を欲しいままにした作品)を彷彿とさせるおもしろさがあります。

『君が主で執事で俺は』では、元々原作のゲームでもパロディーの多い作品でありましたが、アニメ版では声優絡みのネタ多くなり、どこかに必ず1回は『体育会系ガンダム』ネタが入っているほどです。(ただし必ずしもガンダム出演の声優がかますというわけではない)
特に、『ドラえもん』のジャイアン役で有名なたてかべ和也が演じているデニーロは、ほとんどジャイアンといっても過言ではありません。

他にも違う執事アニメである『ハヤテのごとく!』、『ふたば☆ちゃんねる(掲示板)』ネタ、『北斗の拳』『DEATH NOTE』『テイルズオブシリーズ(ゲーム)』『仮面ライダーBLACK』『美少女戦士セーラームーン』などなど多種多様です。
また、各話タイトルでは『ウルトラシリーズ』、もしくは『8時だョ!全員集合』のタイトルが元ネタになっているものもある徹底したパロディーにこだわった作品になっています。


一番頻繁に登場する声優ネタは以下のとおり

●上杉 錬(声優:関 智一)
関 智一が声優を務めた『機動武闘伝Gガンダム』のドモン・カッシュ、『のだめカンタービレ』の千秋 真一のパロディーなど。
特に同じ『機動武闘伝Gガンダム』の東方不敗を演じた秋元 羊介とのガンダムのネタの応酬が多くなっています。

●久遠寺 森羅(声優:伊藤 静)
伊藤 静が声優を務めた『パンプキン・シザーズ』のアリス・L・マルヴィンのパロディー、他に別ゲーム作『Fate/stay night』のコスプレなど。

●久遠寺 未有(声優:後藤 邑子)
後藤 邑子が声優を務めた『涼宮ハルヒの憂鬱』の朝比奈 みくるのパロディー、『Fate/stay night』のコスプレなど。

●大佐(声優:秋元 羊介)
こちらも秋元 羊介が演じた『機動武闘伝Gガンダム』の東方不敗やストーカー(一人二役)のパロディーなど。
ちなみに大佐の本名は田尻耕(たじり やすし)と見た目の割にいたって普通の名前。

●デニーロ(声優:たてかべ和也)
たてかべ和也が演じた『ドラえもん』のジャイアンのパロディーというか、オンチなリサイタルコンサートを開く、逃げるときはジャイアンの様な台詞を言いながら逃げる、『心の友よ!』『○○のくせに生意気な!』『お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの』などの名言が飛び出すなど、姿が卵形のロボになっているだけでほとんどジャイアンのようなキャラクターです。

●武田 小十郎(声優:檜山 修之)
檜山 修之が演じた『勇者王ガオガイガー』の獅子王凱(ししおう がい)のパロディーなど。
一度、ドモン・カッシュVS獅子王凱という番組の枠を超えた対決が起こりそうになったこともありました。(ツッコミが入って結局未遂に終わる)

などなど、他にも挙げるとキリがない程のパロディーが登場します。
『君が主で執事が俺で』は、パロディー好き・ギャグ好きはもちろん、パロディーに抵抗がない人なら楽しめる作品だと思います。

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らんま1/2アニメレビュー


らんま1/2 DVD
出演:山口勝平 /林原めぐみ /日高のり子 /高山みなみ /井上喜久子 /山寺宏一

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『俺は男だ!』

アニメ大全集レビュー44

らんま1/2(らんまにぶんのいち)は、小学館『週刊少年サンデー』に連載され高橋留美子によるマンガ作品、またそれを原作とするテレビアニメ作品です。
アニメは、
らんま1/2(第一期)が1989年から全18話
らんま1/2熱闘編が同じく1989年から第一期から放送時間を移して全143話放送されました。


●らんま1/2ストーリー

主人公・早乙女乱馬は、幼少の頃より無差別格闘流の修行に励む十六歳である。
ある時、乱馬は呪いの泉に落ち、水をかぶると女の子になってしまう(ただし、お湯をかけると元の姿に戻ることが出来る)不思議な体質になってしまった。

中国での修行を終え日本に帰国した後、乱馬は玄馬の口から、許婚として、玄馬の友人である天道早雲の娘がいると聞かされる。しかし、乱馬の許婚となった天道家の三女あかねは、男や女に変わる乱馬を変態呼ばわり、お互いにいがみ合うようになってしまうのだった・・・。


 うる星やつらに続いて始まったらんま1/2も(めぞん一刻はうる星やつらと同時期に違う雑誌に連載していた)、数多くの個性的なキャラクター、シリアス一辺倒ではなく、どの話にもコメディ要素は終始失われない、高橋留美子ワールド全開の作品です。

特に、女に変身する乱馬を始め(ちなみに男のときは乱馬、女のときはらんまとひらがなで表記される)、様々なキャラクターが水をかぶると何か変身し、お湯をかぶると元の姿に戻るという設定は非常に斬新でした。

女になる乱馬以外では水をかぶると、
・パンダ
・黒い子豚
・猫
・アヒル
・阿修羅
・善人
・双子
・天道あかね
と、多種多様に変身していました。


また、らんま1/2では『うる星やつら』『めぞん一刻』と比べてやや低い年齢層(下は小学校高学年から中学年ぐらいまで)をも対象とし、また女性読者も意識したとされ、従来の年齢層をも含めると幅広い層をターゲットとしていました。
その甲斐あって、らんま1/2は従来の高橋留美子ファンとは異なる新たな層を開拓することに成功したと同時に、このように作風を変えた事で、古くからの高橋留美子ファンの中にはらんま1/2に対して難色を示し、離れていくファンもいました。
その結果として、らんま1/2にはついて行けないと言うファンがいる一方で、らんま1/2は好きだけど他の作品は知らないと言うファンもいる、というファン層の二極化という変わった傾向にある作品です。(もちろんどちらも好きというファンも多数います)


らんま1/2では、後に人気声優となった人物をたくさん輩出したことでも有名です。
本作で事実上初レギュラーにして初主役に大抜擢された山口勝平や、らんま1/2出演をきっかけに不動の人気声優の道を進むこととなった林原めぐみをはじめ、山寺宏一、関俊彦、高山みなみ、井上喜久子、脇役を見ても辻谷耕史、子安武人、古本新之輔、更にチョイ役要員としても平松晶子や石田彰、真殿光昭など。
今この声優陣で、もう一度らんま1/2を作ったらギャラは一体いくらになるんだ!?と思わせる豪華な顔ぶれです。

爆笑の高橋留美子ワールドを、これだけの豪華声優陣が熱演していて笑えないわけがありません!

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うる星やつらアニメレビュー


うる星やつら DVD-BOX
出演:平野文 /古川登志夫 /神谷明 /杉山佳寿子 /千葉繁 /島津冴子 /松井菜桜子

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『一生かけても言わせてみせるっちゃ!』

アニメ大全集レビュー43

うる星やつらは、高橋留美子によって『週刊少年サンデー』において連載されたSF・恋愛・ギャグ・ラブコメマンガ、およびそのアニメ化作品です。
アニメは、1981年から全218話放送されました。
『攻殻機動隊』などで有名な押井守が初代チーフディレクターを務めていました。


●うる星やつらストーリー

20世紀も終わろうとしているある日のこと、宇宙人である鬼族が地球侵略を仕掛ける。
鬼族は圧倒的な技術力と軍事力を保有しており、普通に地球を手に入れるのでは簡単過ぎて面白くない。
そこで、鬼族代表のラムと地球代表とが鬼ごっこを行い、地球代表が敗れた場合、地球を占領すると宣言した。

地球の命運を賭けた鬼ごっこの地球代表に選ばれてしまった諸星あたるは、ガールフレンドの三宅しのぶに色恋仕掛けで励まされ、その気になって戦う。

見事最後に秘策で鬼ごっこに勝ったあたるは、めでたくしのぶと結婚!と思いきや、鬼ごっこ中にラムを追いかけながらあたるがしのぶを想って叫んでいた『結婚じゃー!』発言をラムは自分に求婚しているのだと勘違いし、あたると婚約をしてしまうのだった。


 うる星やつらは、めぞん一刻、らんま1/2、犬夜叉など、次々とヒットを作品を生み出している高橋留美子の最初のヒット作品です。
おバカで笑える男性キャラクターと、それぞれ当時は多くの固定ファンがいたのではないかと思われる美人揃いの女性キャラクターなど、うる星やつらの作品中には数多くの極めて個性のキャラクターが登場します。
その中でもラムの人気は当時から飛び抜けていました。
当時だけでなく、今でもかなりの人気を誇っています。
男性キャラでは、メガネ、パーマ、チビ、カクガリ(本名は、サトシ、コースケ、アキラ、ヒロユキ)の四人からなるらラム親衛隊のバカっぷりには毎回大笑いさせられました。

ちなみに、うる星やつらといえばラムが象徴的なキャラクターになっていることから、ラムが主役と思われがちですがあたるが主役です。(あたる自身自分で主役だと言い張るシーンもあり。
ちなみにラムも自分のことを主役だと思っており、『ウチじゃないのけ?』とあたるに質問すると『俺が主役だったんだよっ!』と返答する)

うる星やつらは、一人の主人公に多数の異性が関わるといういわゆるハーレムアニメの様な状況となっており、しばしば、後の恋愛アニメや萌えアニメの主人公に例えられることがあります。
しかしながら、ラム以外のほとんどの女性キャラクター全てが主人公(あたる)に好意を抱いていないという点において後の時代に登場するハーレムアニメとは一線を画している作品といえます。


宇宙や異次元などを舞台にしたラブコメディとして、その内容の斬新さと魅力的なキャラクターは1980年代のみならず以降の漫画界とアニメ界に多大な影響を及ぼしたうる星やつらは、どの世代でも楽しめる名作です。

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