焼きたて!!ジャぱんアニメレビュー


焼きたて !! ジャぱん DVD
出演:小林由美子 /阪口周平 /大塚ちひろ /東地宏樹 /佐藤せつじ

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『ジャパン1号じゃ!』

アニメ大全集レビュー52

焼きたて!! ジャぱんは、週刊少年サンデーに連載された橋口たかしによる料理・グルメマンガ、またそれを原作とするアニメ作品です。
アニメは、2004年から全69話放送されました。


●焼きたて!!ジャぱんストーリー

フランスパン・イギリスパン・ドイツパン・イタリアパンはあるけれど、日本のパン『ジャぱん』は無い。
『だったら作ってやるんじゃー!』
と、意気込むその少年の名は、主人公東 和馬(あずまかずま)。

パンの発酵に適した温かい手『太陽の手』を持つ和馬は、幼少の頃、姉・稲穂に連れられて行ったパン屋St.Pierre(サンピエール)の主人から、『日本人にとってのごはんより美味い日本独自のパンジャぱんを創りたい』という夢を聞かされ、自らも『ジャぱん』を生み出すべく、独学でパンづくりを覚えていく。

中学校を卒業した和馬は、『ジャぱん』創作の大志を抱いて上京。
ベーカリーチェーン『パンタジア』東京本店の採用試験を受けるのだった。


 焼きたてジャぱんの魅力を一つ挙げるとするなら、やはりミスター味っ子にも負けない、パンを食べた後のリアクションしかありません。
従来の『美味しんぼ』などの料理アニメやマンガでは、出された料理を食べた客や審査員が『うまい!』と唸る等のリアクションを起こすのが普通ですが、焼きたてジャぱんやミスター味っ子の場合、単なる演出のレベルにとどまらず、インパクト大のリアクションが繰り出されます。

焼きたてジャぱん作品内では、審査員の起こしたリアクションが大きければ大きいほど旨いパン=パン対決の勝利という図式になっています。
リアクションは審査員だけでなく、一般人であっても起こすことがあるほどです。
ただし、プロの審査員はリアクションすることに命を賭けている!というだけあり、より大きなリアクションを表現しています。
初期のリアクションは、うまさのあまりのけぞるなど控えめなものでしたが、徐々にリアクションはエスカレートしていき、臨死体験したり、人間外の者に変貌したり、命に関わる非常に危険な寸劇などを行ったり、果ては地球を救ったりと止まることを知りません。


・一部リアクション例

@審査員が大怪獣ガメラになって、回転して空を飛ぶ
Aガレットを食べた際に、登場人物全員が少女漫画風になる(ガレット→マーガレットつながり)
Bパンを食べた審査員が臨死体験をして天国へ行く(その際の評価は死ぬほど美味い)
Cタイムトラベルによって過去へ行き母親に会う。
Dガンダムが月面上にてジェットストリームアタックで攻撃してきた黒い三連星を、やはり踏み台にしつつハリセンで倒す。
黒い三連星(パン職人として登場)のデザインは、明らかに『機動戦士ガンダム』に出てくるパイロット達そのままの姿でキャラ名や声優もそれを意識したものであった(「この番組は『焼きたて!! ジャぱん』です」とテロップが出た)

などなど、とにかく笑えるリアクションばかりです!


またリアクションだけでなく、焼きたてジャぱんでは、専門用語を解説しているので、パンを中心とした勉強になるのも特徴の一つです。
そのためか、ベーカリー関係の仕事(例:ベーカリーコンサルト)をしている人が多数、焼きたてジャぱんを読んでいるみたいです。
他にも、ミスター味っ子と通じる部分が多いため、ミスター味っ子を見た世代にも高い人気を誇り、非常に幅広く支持されている作品です。

焼きたて!!ジャぱんは、笑いと知識を与えてくれる、一石二鳥な作品です。

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ミスター味っ子アニメレビュー


ミスター味っ子 DVD-BOX
出演:高山みなみ /横尾まり /飯塚昭三 /藤本譲 /川浪葉子 /ならはしみき

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『うー・まー・いー・ぞぉぉぉぉっつ!!』

アニメ大全集レビュー51
ミスター味っ子は、『週刊少年マガジン』誌上で連載された寺沢大介著の料理・グルメ漫画、またそれを原作としたアニメ作品です。
アニメは、1987年から全99話放送されました。

また、『イブニング』誌で、陽一の息子である、味吉陽太を主人公とした続編の『ミスター味っ子II』が連載中です。


●ミスター味っ子ストーリー

中学生ながら、亡き父が残した日之出食堂を母と一緒に支える少年料理人の主人公・味吉陽一。
ある日のこと日本料理界の重鎮、味皇こと村田源二郎が訪れ、そこで陽一の作ったカツ丼の味や創意工夫に驚くことになる。
その後、味皇料理界に招かれた陽一は、そこで味皇料理会イタリア料理部主任・丸井善男(まるい よしお)と、スパゲティを題材とした料理勝負をすることになるのだった・・・。


 ミスター味っ子といえば、『うー・まー・いー・ぞぉぉぉぉっつ!!』などに代表される、料理を食べた後などの派手なリアクションが挙げられます。
原作マンガ版においての一例として、サンドウィッチ対決で陽一は『ペガサス流星拳!』と言いながらサンドウィッチをくりぬいた事があります。

『機動武闘伝Gガンダム』などで、燃えるアニメを作らせれば天下一品と評された、今川泰宏が監督を務めたアニメ版ミスター味っ子では特にその傾向が顕著になっています。

『うー・まー・いー・ぞぉぉぉぉっつ!!』
の声と共に口から光線を出したり、津波の中を泳いだり、宇宙へ飛んでいったり、巨大化して大阪城を破壊したり、車椅子で病院の階段を駆け上ったりなどの派手なリアクションは今でも一部で話題にされる程インパクトを残しました。

他にも、

『どどんがどーん!!!』
『おちてゆくー、どこまでもどこまでもおちてゆくー。』
『あ〜ぁ、心が洗われるようだ。すべてが美しい。心も身体も頭も若返る、ランラランランラー・・』

など、数々の名言を残しています。

今川泰宏監督により加えられた、こうしたマンガ版ミスター味っ子には存在しなかった、荒唐無稽かつ派手で豪快な演出が好評を博し、幅広い層の支持を得る
多大な反響により、当初の予定では25話前後で終了するはずが、人気のため99話まで延長されることになりました。


ミスター味っ子のこうしたリアクションの技法は、後に同じテレビ東京、サンライズで制作された料理アニメ『焼きたて!!ジャぱん』でも生かされています。
こうしたことから、ミスター味っ子と焼きたて!!ジャぱんはよく比較されることがあります。
焼きたて!!ジャぱんのファンがミスター味っ子を知ったり、逆にミスター味っ子のファンが焼きたて!!ジャぱんを見たりすることで互いに相乗効果を生み出す、いい作品関係と呼べるかもしれません。

こうしたリアクションがよく話題に上がるミスター味っ子ですが、オープニング曲の『ルネッサンス情熱』や、エンディング曲の『心のPhotograph』は、、曲自体が良いというのもありますが、このアニメのテーマを曲を通して明確に表現しています。
作品の内容自体は忘れても、曲は覚えている人が多い名曲です。

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