天地無用!アニメレビュー


天地無用! DVD-BOX
出演:菊池正美 /折笠愛 /高田由美 /横山智佐 /小桜エツ子 /水谷優子 /小林優子 /天野由梨
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天地無用!名言
『みゃお〜ん』

アニメ大全集レビュー97

『天地無用!』(てんちむよう)は、OVA、テレビアニメシリーズ、ライトノベル小説、アニメーション映画の各メディアによってそれぞれに発表された特定キャラクターが出てくるメディアミックス作品シリーズの名称です。

各作品はOVAアニメ版として、『天地無用! 魎皇鬼 第1期』が1992年から全6巻+1巻発売
『天地無用! 魎皇鬼 第2期』が1994年から全6巻+番外編1巻発売
『天地無用! 魎皇鬼 第3期』が2003年から全6巻+1巻発売

テレビアニメ版として、『天地無用!』が1995年から全26話
『新・天地無用!』が1997年から全26話
『天地無用! GXP』が2002年から全26話放送されました。

劇場版アニメとして、『劇場版 天地無用! in LOVE』が1996年上映
『劇場版 天地無用! 真夏のイヴ』が1997年に上映
『劇場版 天地無用! in LOVE2 遙かなる想い』が1999年に上映されています。


●天地無用!ストーリー

ある夏の日、高校生・柾木天地(まさきてんち)は祖父が神主をしている柾木神社に封印されていた鬼を呼び出してしまう。
鬼は若い女で魎呼(りょうこ)と名乗り、実は宇宙を荒らし回っていた女海賊だったことが判明。
戸惑う天地を尻目に勝手に柾木家に居候することに。さらにそこへ魎呼のライバル阿重霞(あえか)やその妹・砂沙美(ささみ)、GP(ギャラクシーポリス)の美星(みほし)、自称宇宙一の天才科学者・鷲羽(わしゅう)など、天地は他多数の美女に囲まれての生活を送ることになるのだった。


 『天地無用!』は、上記でも述べた通り様々なメディアで作品を展開しており、作品数の多さとメディア展開の年月が長い長寿作品となっています。
最初に作られたのは1992年に製作されたOVA版の『天地無用! 魎皇鬼』(てんちむよう! りょうおうき)で、そこから別の切り口で作られたテレビアニメシリーズ『天地無用!』が放送されますが、キャラクターの性格以外はパラレルワールドの作品となっています。

これら『天地無用!』各作品は、それぞれのメイン製作者の名前をとって「○○版天地」といわれています。
原作者梶島正樹の名前を取って『梶島版天地』、他に『長谷川版天地』『ねぎし版天地』『奥田版天地』があります。
大抵の場合は、基本的に前述のOVA系列(梶島版天地)を原作となっています。

『天地無用!』の内容は、岡山県の高校生・柾木天地を主人公とした物語。
ひょんなきっかけから主人公・天地が様々な事情で地球にやってきた宇宙人たちの騒動に巻き込まれていくコメディタッチのSFアニメ作品です。(ただし2002年に発表された『天地無用!GXP』は外伝扱いであり、同作の主人公は天地の後輩、山田西南)。

SFアニメでありながら、『天地無用!』作品発表当初におけるそのビジュアル内容は従来のSF作品に見られるような未来的かつ機械的な表現があまり見られません。
物語当初に出てくるキャラクターや主たるメカデザインは森林的・木工的で和風テイストにあふれており、それが『天地無用!』シリーズの大きな特徴となっています。
機械的な表現は美星の所属するGP(ギャラクシーポリス = 銀河連合警察)などのデザインに見られます。

また、『天地無用!』のキャラクターの中でも特に人気のある砂沙美が主人公を務めるスピンオフ・パラレルワールド・ストーリー『魔法少女プリティサミー』が1995年からOVAアニメが全3巻、テレビアニメ版が1996年から全26話放送、『砂沙美☆魔法少女クラブ』が2006年からWOWOWで全26話放送されました。

今だに根強い人気を誇っている『天地無用!シリーズ』、たくさんの作品があるので、まずは一作品を観て好き嫌いを判断してみるといいと思います。

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我が家のお稲荷さま。アニメレビュー


我が家のお稲荷さま。 DVD
出演:ゆかな /中村悠一 /早見沙織 /水島大宙 /嶋村侑 /宮本充 /堀江由衣 /鹿野優以 /伊藤静
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我が家のお稲荷さま。名言
『バトル大盛り!コメディー特盛り!!
妖怪・天狐(てんこ)盛り!!!』

アニメ大全集レビュー96

『我が家のお稲荷さま。』(わがやのおいなりさま。)は、電撃文庫で刊行されている柴村仁/著、放電映像/イラストのライトノベル作品、またそれを原作としてアニメ作品です。
原作小説は、第10回電撃小説大賞・金賞受賞作品にして作者のデビュー作となっています。
アニメは、2008年4月から全24話放送されました。


●我が家のお稲荷さま。ストーリー

その昔、一匹の大霊狐・天狐空幻(てんこ くうげん)が三槌家の守り神に祀り上げられた。
しかし、度を越したいたずら好きの性格が災いし、業を煮やした三槌の司祭に裏山の祠に封印しまうのだった。

それから数百年後のある日、三槌家の血を引く高上家の次男・透の身に三槌家の力を狙う妖怪の魔の手が迫っていた。
その危機を救うため三槌家は数百年に渡って封じ込めた天狐空幻の封を解き、空幻は見事に事件を解決した・・・のだが、その物腰は畏怖された伝説とは裏腹に軽薄そのもの。
再び封じられるはずだった空幻は、その軽いノリで高上家の守り神として居着くこととなる。
また、透に『クー』という愛称を命名された空幻と共に、透を護る三槌家の護り女・コウも加わり、透と三槌家現当主になる兄の高上昇はこの出来事を機会に、次々と摩訶不思議な出来事に巻き込まれていくのだった・・・。


 『我が家のお稲荷さま。』は、透や昇の身に起こった騒動をクー、時にはコウも加わって解決していくといった話しです。(たまにクーが騒動を起こすこともありますが)
『我が家のお稲荷さま。』の世界観は、現代社会に妖怪や神様が普通に紛れて生活しているという設定の作品です。
妖怪は『ゲゲゲの鬼太郎』などに代表されるようなベタなイメージの妖怪だけじゃなく、人間に危害は加えず、人間社会に順応して生活している妖怪もたくさんいるというおもしろい世界観になっています。
ちなみに、妖怪が人間社会で行っている職業は、学生・用務員・シスター・質屋などごくごく普通の職業に就いている妖怪がほとんどです。
また、悪事を行う妖怪も大々的に行うのではなく、極力人間に見付からないように隠れて行うことがほとんどです。

神族と呼ばれる神様も土地神や橋神、付喪神(つくもがみ)など妖怪と同じように様々な種類の神様がいて、ベタな神社経営?からコンビにオーナー、ケーキショップ経営など職業の方もこれまた妖怪に負けず多種多様です。

そういった個性的な妖怪や神様達の中でも、特にキャラが際立っているのが、高上家居座っている『クー』と『コウ』の二人?です。

まず天狐空幻ことクーは、性別がありません。
一応、一人称は『俺』ですが長い時間を生きる間に性別がどっちだったか忘れたとのことで、人間の姿に化けるときの性別選択は自由で男にも女にもなれます。
ただし、人間社会では女の姿をしていたほうが何かと得をすることに気づいたらしく、女性の姿をとることが多くなっています。
ちなみに人間の姿に化けると、男女どちらでも鮮やかな金髪をなびかせる絶世の美形となります。
長命の妖怪に相応しく実力も高く、地の利がある土地神(土地神は自分の土地では力が増す)とすら五分以上に戦う実力があります。

非常事態以外の普段は、家でゴロゴロしつつ『食う』『寝る』『ねだる』を繰り返すだらけた生活を送っている役立たずで大喰らいの居候。
また、何かをねだるときはわざわざ女性の姿となって猫なで声を上げるタチの悪さもあります。
しかし、守り神としては優秀かつ勤勉で、常に労を惜しむことなく高上兄弟に訪れるピンチを防いだり解決し、二人のことを本気で心配する優しい性格の持ち主でもあります。

コウは、基本的に謎が多い人物です。
まず苗字がありません。(現段階では判明していない)
昇と同じ年くらいなのに学校に通っていません。(昇は高校生)
常に巫女服をまとっています。
親兄弟が一切登場せず、またそれに関わる会話も一切しません。
人間であるようですが、体内で『蛟(竜族)』を飼っているという変わった存在です。(妖怪や神は複数出てくるがコウのような存在は他に出てきていない)
三槌家に仕える『護り女(まもりめ)』ということですが、三槌家の親戚か何かなどの説明なども今のところは一切出てきていません。
なお、『コウ』は漢字で『蛟』(ミズチ)と書きます。

基本的に戦闘以外は全て不器用で世間知らず。
最初の頃はお金の数え方も知らない有様でした。
喋ったり、表情に表したりする感情表現も不器用で、ボキャブラリー不足のためか説明も大の苦手で、擬音やジェスチャーを多用して何とか物事を説明しますが、彼女の説明でそれを理解するのはほとんど不可能です。
反面、専門とする五行術の説明はやたらと流暢かつ正確。
クー違い一応高上家の家事全般を手伝っていますが、その不器用さ加減のため、逆に家事全般を行っている昇の足を引っ張っています。

『我が家のお稲荷さま。』は、妖怪との戦闘以外は基本的にコメディ路線で話しが進み、クーやコウが巻き起こす騒動に高上兄弟(特に昇)の苦労する場面が笑えます。
あと、アニメ版では原作小説版にはない、昇の同級生・佐倉美咲(さくら みさき)の毎度毎度の行われるコミカルな動き、一人妄想芝居はなかなか見物です。

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仮面のメイドガイアニメレビュー


仮面のメイドガイ DVD
出演:小山力也 /井口裕香 /豊口めぐみ /麦人 /阪口大助 /神田朱未 /岡寛恵 /加藤英美里 /小林ゆう /藤田咲
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仮面のメイドガイ名言
『たとえ火の中水の中、主人が呼ぶならどこへでも。
それがこの俺メイドガイ!!』

アニメ大全集レビュー95

『仮面のメイドガイ』(かめんのめいどがい)は、富士見書房の雑誌『月刊ドラゴンエイジ』で連載されている赤衣丸歩郎(あかい まるぼろう)の漫画作品、またこれを原作としたテレビアニメ作品です。
原作コミックは、2008年7月現在8巻まで刊行(以下続刊)、コミック売上80万部突破と勢いのある作品です。
アニメは、2008年から全12話放送されました。


●仮面のメイドガイストーリー

本人の知らないうちに、大財閥の財産継承者となってしまった女子高生・富士原なえかは、本人の知らぬ所で財産強奪を企む輩に命を狙われる事となる。

これに対し、大財閥の現総帥にしてなえかの祖父・大富士原全重郎は愛する孫を守るため、そして炊事洗濯などの生活能力ゼロの彼女の暮らしを支える為、2人のメイドを遣わした。
1人は美人にしてしとやかなメイドの鑑であるフブキ。
そしてもう1人は・・・確かにメイド服らしきものを着てはいるものの、『メイド』の概念を根底から覆す熱き魂を持ち(=暑苦しい)、筋骨隆々とした(=さらに暑苦しい)、そして素顔を仮面で隠した(=怪しさ猛爆発の)、そしてそもそも女性ではない(=メイドではない)その漢(おとこ)の名は、メイドガイ・コガラシ!!
本来ならば『ご主人様』として、丁寧に接するべきなえかに対しても『貴様』呼ばわりするメイドガイ・コガラシのご奉仕という名の嵐が吹き荒れる!!


 『仮面のメイドガイ』は、まずタイトルで『メイドのなのにガイ?』といった疑問が。
メイドアニメは数多くありますが、そもそもそのメイドが男、しかもメイドガイを自称するだけあり、圧倒的な体躯と筋骨隆々とした肉体、さらには顔の上半分をヘッドドレスと一体になったような白銀色の仮面で常に隠しているといった姿のメイドは見たことがありません。
メイドといえば、最近では秋葉原のメイドカフェに代表される『萌え』系の象徴となっていますが、メイドガイはそのメイドの概念を根底から覆す存在です。

姿だけでなく、態度・口調は極めて横柄でメイドらしくなく、主人であるなえかや上司に対してさえも敬語は一切使わず、さらに『ご主人様』どころか『貴様』と呼称します。
傍若無人なだけでなく、頻繁に『ククク・・・』、あるいは『クハハハハ!』と笑う極めて威圧的かつ不気味なキャラクターです。
そうかと思えば、家事全般のスキルは完璧であり、ミュンヘン工科大学を卒業するほど頭脳明晰、外見どおり驚異的な生命力・身体能力・戦闘能力を兼ね備えています。
また、数々の常人には持ち得ない特殊能力を有しており、五感どころか37もあるという『メイドガイ・センシズ』なる超感覚で周囲を認識し、透視、精神攻撃、飛行など多様に及ぶ技を駆使する、フブキやなえかに致命傷を負わされても短時間で完全復活し、一時本当に死亡したとしても『メイド神の加護』によって即座に蘇生するなど、最早人間と呼べるかどうかも怪しい存在です。

『仮面のメイドガイ』の作風は、基本的にはスラップスティックなギャグ色が色濃く、またさまざまな作品のパロディが散見されます。
メイドガイ・コガラシを筆頭に、家事全般の才能は壊滅的に無いが88cmFカップ以上のバストを持つなえか、自称『敏腕メイド』 として家事だけでなく護身術や格闘技も達人クラス、その上美人で細身ながらもDカップ以上の巨乳という抜群のプロポーションを持つのにみんなからは『ドジッ娘メイド』と呼ばれるフブキなど数多くの見ていて楽しい個性的なキャラが登場します。

メイドガイ・コガラシは、アニメ業界でもよっぽどインパクトがあったのか、他のアニメでもチラホラと似た姿のキャラが登場しています。
『仮面のメイドガイ』を観る機会があったら、ぜひ他のアニメ作品でもコガラシの姿を探してみてください。

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じゃりん子チエアニメレビュー


じゃりン子チエ DVD-BOX
出演:中山千夏 /西川のりお /上方よしお /永井一郎 /飯塚昭三 /太田淑子
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『ウチは日本一、不幸な少女や』

アニメ大全集レビュー70

『じゃりン子チエ』は、漫画アクションに連載されていた、はるき悦巳の漫画作品、またそれを原作としたアニメ作品です。
漫画の連載は全786話と長期に渡って連載されていました。
第26回(昭和55年度)小学館漫画賞受賞。
アニメは、第1シリーズ『じゃりん子チエ』が1981年から全64話
第2シリーズ『チエちゃん奮戦記 じゃりン子チエ』が1991年から全39話放送されました。


●じゃりん子チエストーリー

主人公・竹本チエは大阪の通天閣近くに住む小学5年生。
バクチと喧嘩に明け暮れるヤクザな父親テツに代わって、夜はホルモン焼き屋を切り盛りする、大人顔負けの女の子である。
母親ヨシ江とは別居中だが、チエはテツに内緒でヨシ江と会うのを楽しみにしていた。
母親に戻ってきてもらうためには、テツがまともに仕事に就かなければ・・・。
なんとかテツの就職が決まり一件落着のはずだったが、縁日でチエが別居中の妻・ヨシ江と会っているのを目撃したテツは・・・・。


 じゃりん子チエといえば1990年代半ばまで、夏休みなどの長期休暇中には毎年のようにリピート放送されていたので知っている人も多いのではないでしょうか?
舞台は大阪、当然出てくるキャラクターは全員コテコテの大阪弁という変わった作品です。

映画版では桂三枝などの吉本芸人が声優を務めたことで話題を呼びました。
また、TV版でも演出を務めた高畑勲(映画版では監督)のこだわりによって、関西出身の声優や関西で活動する俳優・子役らで固められ、大阪弁のセリフ回しは極めて自然、関西ならではの漫才みたいな会話が十分に再現されています。
ちなみに映画版は、高畑勲監督作品であることから、『ジブリがいっぱいコレクション』シリーズの一本に収められています。

『母親が家出、父親は働かず遊びまわっている、そしてその子供が生活費を稼ぐために働く』と、これだけ聞くとかなり暗いイメージのアニメを想像すると思いますが、じゃりん子チエではそういった暗さが一切ありません。
そんな逆境も、持ち前のバイタリティと明るさでどんどん切り拓いていく主人公のチエちゃんを筆頭に、個性豊かな人々、または猫達(ちなみに猫同士は人間の言葉で会話します)が笑いと涙の物語を繰り広げるコメディアニメの金字塔です。
例えるなら、1に笑い、2に笑い、3・4が感動、5に笑いといった作品でしょうか。

ちなみに、当然関西地方では今だに根強い人気を誇っており、再放送もたびたび行われているそうです。
DVDの貸し出しも開始されており、関西のレンタルショップでは高い人気になっています。

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みなみけアニメレビュー


みなみけ DVD
出演:佐藤利奈 /井上麻里奈 /茅原実里 /水樹奈々 /柿原徹也 /後藤沙緒里 /小野大輔 /喜多村英梨
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『部屋は明るくして、TVから3メートルは
離れて見やがって下さい。』

アニメ大全集レビュー69

『みなみけ』は、週刊ヤングマガジンに連載されいる桜場コハルによる漫画作品及び、それを原作としたアニメ作品です。
アニメは、2007年から『みなみけ』全13話
2008年から『みなみけ〜おかわり〜』全13話放送されました。

アニメの放送は、2クール(6ヶ月間)連続の放送ですが、1クール目と2クール目でアニメ制作会社が変わっており、監督やキャラクターデザインなど、声優・音楽・音響関係以外のスタッフがほとんど入れ替わるという珍しい制作体制を採っています。
タイトルも1クール目では『みなみけ』ですが、2クール目では『みなみけ〜おかわり〜』となり、新番組という体裁がとられています。
その為か2クール目を『みなみけ2期』と表現するファンも多いようです。


●みなみけストーリー

この物語は南家3姉妹の平凡な日常を淡々と描くものです。
過度な期待はしないでください。

しっかり者の長女・春香(はるか)、バカ野郎日本代表と妹・千秋(ちあき)に呼ばれている次女の夏奈(かな)、辛辣な言葉を吐く小学生・三女の千秋という南家三姉妹を平凡な日常を中心に送る。


 みなみけは、アニメが始める前の『この物語は南家3姉妹の平凡な日常を淡々と描くものです。過度な期待はしないでください。あと、部屋は明るくして、TVから3メートルは離れて見やがって下さい。』の淡々としたナレーション、その後に続く勢いのあるオープニングテーマ『経験値上昇中☆』と、ギャップと斬新さでつかみOKといった感じの始まり方をします。
『経験値上昇中☆』の映像では、主要キャラクターのほとんどが登場し、画面からその個性が現れている印象深いものになっています。

本編に入っても、オープニングテーマのときと同様、メインキャラクターである南家のハルカ・カナ・チアキ(作中、3姉妹の名はカタカナで表記される場合がほとんど)を中心に、個性豊かな面々ストーリーを盛り上げています。
三姉妹がときおり見せるリアル顔はおもわず笑ってしまいます。(登場人物の等身を下げたり描写を単純化するなどのデフォルメは他の漫画・アニメ作品にしばしば見られる手法を、この作品中では逆にリアルな描写(具体的には目や唇、顎のラインなどを若干写実的に描写)を随所に取り入れてアクセントとしている。)

個性的なキャラクターが多いみなみけの中でも、特に異彩を放っているのが、ハルカの先輩でもあり、ハルカに惚れている保坂(ほさか)です。。
みなみけは、一話完結のストーリー構成になっているので、まだ観たことがない人は、まず保坂が初登場する第4話から試しに観てみるのもいいかもしれません。
きっと予想以上の変態ぶりを発揮してくれるでしょう。

また、『みなみけ〜おかわり〜』では、アニメオリジナルのキャラクターやエピソードが追加され、原作に存在するエピソードにも一部変更が加えられているものがあります。
また、主要登場人物以外のモブキャラクター(その他大勢)の人物は表情が黒塗りで描かれない回があるなど、演出の方向性や解釈に1クール目と違った試みや特徴がみられる作品になっています。

『みなみけ』が原作のキャラクターの個性やゆるい日常の世界観をベースに制作しているのに対し、『みなみけ〜おかわり〜』では、そこにシリアス要素やそれに伴うキャラクターの性格の変更、オリジナルキャラの登場など、前作『みなみけ』や原作とは違うアニメオリジナルの世界観を描いている『みなみけ〜おかわり〜』は、賛否両論が激しい作品となっています。

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げんしけんアニメレビュー


げんしけん DVD-BOX
出演:大山鎬則 /斎賀みつき /雪野五月 /檜山修之 /関智一 /川澄綾子 /水橋かおり
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『ホモの嫌いな女子なんかいません!!!!』

アニメ大全集レビュー68

『げんしけん』は、月刊アフタヌーンに連載された木尾士目による漫画作品、およびそれを原作にしたアニメ作品です。
アニメは、2004年から『げんしけん』が全12話
2007年から『げんしけん2』が全12話放送されました。


●げんしけんストーリー

主人公・笹原完士(ささはらかんじ)は大学入学を機にそれまで秘めていた『漫画・アニメ・ゲーム』への思いを分かち合えるサークルへ入ることを決意していた。

見学で訪れた『現代視覚文化研究会』=『現視研(げんしけん)』の2年生斑目(まだらめ)の策略により根拠のないプライドを崩された笹原だったが、未だ自分がオタクであることを認められないでいた。
しかし、同人ショップや即売会など、そのモデル並のルックスに反比例したオタク・高坂(こうさか)、そして斑目たちげんしけんのメンバーと行動を共にしていくなかで、オタクである自分を受け入れていくのだった。


 タイトルの『げんしけん』とは、作中のキャラクターたちが所属する大学サークル『現代視覚文化研究会』の略称『現視研』のことです。
げんしけんでの現代視覚文化とは漫画、アニメ、ライトノベル、コンピュータゲーム(ギャルゲー、アダルトゲーム、対戦型格闘ゲーム)、そしてそれらを元にした造形(フィギュア、カプセルトイ、プラモデル等)、コスプレ、同人誌二次創作といったオタク的趣味を指しています。

上記の説明で分かるとおり、げんしけんはオタクの世界を描いた珍しい形のアニメ作品です。
オタクというとメディアの影響などもあり、暗い・マニアック・危険などネガティブなイメージを抱く人もいるかもしれませんが、げんしけんのメンバーは見ていて楽しく、決してネガティブな印象は与えません。
まったりとした世界観と、オタクの人間味を面白く描いています。
ニュースなどで、暗いイメージの報道をされている影響で先入観を持ってしまいがちですが、本来のオタク姿はこうゆう人達が多いのではないでしょうか?

また、げんしけんでは作品世界内で存在する架空の漫画・アニメ・ゲーム作品もしっかりと描かれているのが特徴的です。
げんしけんのメンバーが、視聴している姿が描かれ、そのアニメやゲームの内容もアニメの中でしっかり描写されています。
げんしけんで登場した架空のアニメ『くじびきアンバランス』は、実際にアニメ化され放送されています。
また、げんしけん2で登場した架空のPCゲーム『ラーメン天使プリティメンマ』漫画化・CDドラマ化され、作品の中でさらに新しい作品を生み出すという画期的な手法が取られています。

げんしけんは、オタクの世界が受け入れられる人は当然として、オタクに先入観を持っている人に特に観てもらいたい作品です。

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